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甘い飴と甘い鞭
第9章 グリザイユのように
「……っひ、……ン、んッ」
「もう一度言ってやるよ。お前は愛されていい」
「ばか、げて、る……ッ、あ、あッ!」

思わず声が昂ったのは、ジェイがおれの性器を口に含んだから。
既に十分に猛っていたそれを、容赦なくしゃぶり上げられておれの腰はどうしようもなく浮つく。
その反応に満足したように鼻で笑って、起き上がった。
ネクタイを解いてシャツを脱ぎ捨て、下着ごとスラックスを脱ぎ下ろす。

「まだ鞭が欲しいか?」
「…………」
「お前に必要なのは鞭じゃないよ、シオン」

再び、ジェイが覆い被さるのを見て取っておれは目を伏せた。
左手首の拘束が、ゆっくりと解かれる。
予想のできない動きに、おれは不思議と困惑で瞬いた。
これでおれは、自由だ。自由なんだ。
逃げ出すことも、ジェイを殴ることもできる、のに。
胸が苦しかった。もやもやが澱となって溜まって、苦しい。

「……殴られたいの?」

どうにか振り絞った声がしゃがれる。
ジェイは唇だけで笑った。それでもいいと、言うように。
だけど、その両腕でおれの腰を抱いて、後孔を指で解し始める。

「鞭が欲しいならくれてやってもいい。……でも、それは今じゃない」
「……っ、なん、で」

慣れ切ったおれの体は容易くジェイの指を食む。
いい具合に緩んだところで、お決まりのようにジェイ自身がそこに割り入っておれの内壁を嬲った。

「あ、ぅ……、ジェイ……」
「お前が俺に慣れるまではお預けだよ」
「っは……そんなの……!」

無理に決まってる。
心が叫びたがっているのに、胸がギシギシと軋む。
この感覚に名前が付くなら、それを何というのだろう。
ジェイに揺さぶられて声を堪えられず漏らしながら、おれは頭の端でそんなことを思った。
愛って、何だ?
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