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パステルカラー・オレンジ
第3章 帰り道
千尋は大崎の腕の中で、うん、と答えた。

ち(私、大崎君のこと・・・・優しくて、すごく居心地がよくて・・・・・・こういう気持ち、何て言うんだろ。)




ーーーーーートクン


胸が、じんわり滲んだ優しさに包まれて、小さく跳ねた。




千尋の家に向かう途中、大崎は無言でスタスタと歩いていた。
身長と足長をいかした歩幅に、千尋は着いていくのがやっとだった。

ち「ハァ・・ま・・ハァ・・ハァ・・」


待ってと言いかけて、千尋はハッとした。
こんな時間まで長い距離を送ってもらってるのに、さらに時間をかけるようなことを言うのは、図々しいにも程があると思ったのだ。


すると大崎は、聞こえたのか足を止め振り返る。

レ「すみません。速すぎましたね、大丈夫ですか?」


ち「あ、大丈夫です!遅くてごめんなさい・・・・。」

千尋が大崎に歩み寄っていう。
大崎はかがんで、千尋の顔をじっとみて、しばらく考え込んでいる。

千尋は、困ったような顔をして、顔を横にそらした。

すると、大崎の手が千尋の手に触れた。
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