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パステルカラー・オレンジ
第7章 304号室
チャックの付いた小さな袋に、白い粉が入っていた。

さらに、5千円がポケットから落ち、一緒に着替えをしていた女子生徒の一人が先生の所に。
千尋はその後学校で、覚せい剤をしている、麻薬を使ってる。媚薬を使って淫乱で男を誑(たぶら)かして金を稼いでる。
そう言われて、千尋の顔と合成したポルノ写真が出まわったりもした。


そんな噂やいじめは、卒業するまで続いた。
いくら否定しても、痩せこけた顔や、数日いなかったっという条件が一致して誰も信じてくれなかった。


苦しくて、辛かった。

そんな話をしたあと、大崎の顔を見た。

ち「絶対守るって言ってくれたのに、大崎君は守ってくれなかった。無理ないよね、中学違ったし・・・塾も、受験終わったら行かなくなったし・・・。高校に入ったら、中学で起きたことは誰にも知られたくなかったし、もう誰も頼らないって決めたの。頼って期待して、勝手に裏切られた気持ちになって・・・それが辛かったから。」


千尋は、深呼吸して続けた。


ち「でも、高校で久しぶりに大崎君の顔を見たら・・・なんでかな、助けてって側にいてって言いたくなっちゃうの。だから姫子ちゃんが、すごく羨ましいなっておもった。」

沈黙が続いた。

レ「・・・話は、それで終わりですか?」


黙っていた大崎が、口を開いた。
千尋はハッとして、抱きついていた大崎から離れる。

ち「う・・・うん。」


大崎は、その返事を聞くなり玄関のドアを開けた。


レ「はい。では、秋山さん。」



さっさと帰れと言わんばかりの動作と口調に、千尋はショックを受けた。

レ「どうしましたか?・・・っつ!」

千尋の握っていたタオルが、大崎の顔に当たる。


ち「私が・・どんな想いで、話したと思ってるの!」


泣き睨んで、大崎の服をぐっと引っ張り。


ち「なんとも思わないの?慰めても叱ってもくれないの!?」



『ダンッ!!!』


響く音がした。

千尋がビクッと驚く。

大崎が、玄関のドアを殴ったのだ。


レ「頼むから・・・・・いいから、早く帰って下さい。」


千尋は、ただならぬ大崎の雰囲気に、一瞬身体が固まって声もでなかった。
大崎に手を掴まれて、外に引きづられそうになる。


ち「や・・・やだ!やだ!!」
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