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パステルカラー・オレンジ
第7章 304号室
まだ、このまま引いたら何も解決してない気がする。


レ「言いたいこと言ったら帰るって話でした。僕は秋山さんを傷つけたくないって言いましたよね。」

ち「いい!!傷つけていいから、お願い大崎君、突き放さないで・・・やっと、こうやって話せたの・・・。」


レ「秋山さん、お願いです。」

大崎は、懸命に千尋の肩を掴んで諭す。
千尋は頑なに首を横にふって、納得しなかった。


ち「・・・やだやだ・・。」


レ「僕は・・・ハァ・・・。秋山さんが思うような人ではないんです。優しくもないし、親切でも良い人でもないんです。だから、」

ち「いやっ!」








プツンっと大崎がキレた。


レ「どこまで・・・まぁいいや。そこまで、秋山さんが望むなら。」


『ガチャン』


玄関の鍵を閉めて、ドアチェーンをかけると千尋の腕を遠慮無く引っ張り部屋の奥へ進んでいく。

千尋は、ひかれるがまま部屋の奥へ。

大崎の部屋は、落ち着いたグレーと黒の家具やラックで統一されている部屋だった。
男の人の部屋って感じがして、千尋は何故か感動してしまった。


キョロキョロと見回して大崎の部屋を見ていると、ものすごい乱暴にベッドに投げられた。

ち「ぅぐっ。」

千尋はびっくりして、急いで状態を起こす。
壁に掛かった制服から、大崎はネクタイをスルッと取ると、千尋の両腕に巻きつけた。


ち「え?大崎君?」


状況が把握できず、大崎の顔をチラチラ伺う。


千尋をベッドの角に座らせると、大崎は千尋の前に膝を立てて向き合った。


レ「本当は、大人しく部屋に帰ってくれたらよかったのに。秋山さんが、望んだんだから良いですよね。」


どんな顔をしてそう言っているのかわからず、千尋は大崎から目が離せなかった。


レ「人を傷つけるだけ傷つけて、謝ったらそれで済むと思ってるんですか?」
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