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パステルカラー・オレンジ
第8章 白煙の中で
ダメと言いながらも、大崎の服を掴んで離そうとしない。
大崎の左手が、千尋の胸元に触れる。


ち「あっ・・だ・・だめっ!・・・ハァ・・んっ・・。」


レ「そうですか。ここから先はまだなんですね。」


大崎はそう言うと、そのまま左手を千尋の太ももに持っていった。
そして、ワンピースの上から太ももを撫でまわす。


ち「んんっ!ゃぁっ・・・ハァ・・・。」


力の入らない腕で、大崎の手をどけようとする。


レ「ここは?」


千尋の腕をグッと頭の上に持ち上げ、構わず左手を内腿の上にゆっくり近づけて、下着の上からそっと触れる。


ち「だっ!!・・・はぁ・・だめ!・・やっだぁ・・・やぁっ!」


自分の股をグッと閉じようと力を入れるが、全く力が入らず大崎の足が間を割ってそれをさせない。


レ「ここも、まだでしたか・・・。頑張って守ってたんですね。」


大崎は、フッと笑って愛しそうに千尋の唇にキスをした。

ち「んっ・・・ぁっ・・・っさきくん・・・。」


レ「僕だって、本当にわかってますか?」


続けてキスをする。
瞳が揺れて、白い頬が赤く染まる。


ち「すっ・・・き・・ハァ・・大崎く・・・好き・・・。」


大崎の目を見て、まっすぐ伝えてくる。




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