この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
パステルカラー・オレンジ
第1章 お受験
腰の圧迫感がなくなり、ホッと胸を撫で下ろした。

ぎゅっと握っていた鞄も肩の力が抜けて落ちそうになった。
風が少し動くと、舐められた部分がスーッとした。思わず手を当てると、男の唾液が指に絡み付いた。

フッと目元に涙が溢れてくる。

ち「・・っう・・っ・・・ふううっ・・っ・・・」

声を必死に堪える。
でも、堪える程に涙と鼻水があふれでて、声もおさえられなくなる。


怖かった。

誰も助けてくれなかった。

声ひとつ、出すことが出来なかった。

動けなかった。

この人痴漢ですなんて、言えるわけない。

ちからも強くて。

何されるかもわからなくて 。

気持ち悪くて。

試験当日に、最悪。



ち「ぅぐ・・・・っ・・・・・うっ・・・」

ち(なんで、こんな日に・・・・なんで。)

『次はー、第三都市前、第三都市前です・・・・』


ようやく到着駅。
千尋は、必死の思いで満員電車からかけおりた。
/72ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ