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お題小説第8弾『梅雨の暴走』
第1章 梅雨に濡れ…
5
「さぁ、そんなキョロキョロしてないで、冷めないウチに飲んで、温たまって…」
「あ、は、はい」
キョロキョロが、バレていた――
「女の部屋、あ、女の子の部屋初めてなの?」
「あ、は、はい…い、いや、そ、そのぉ、ま、間取りが…」
ボクは、ズバリ、お姉さんに見抜かれてしまったみたいで…
必死に言い訳をする。
「あ、そうかぁ、お隣とは正反対な間取りなんかなぁ?」
「あ、は、はい、そうみたいです」
ボクは必死に、言い繕う…
ウチも、この部屋も、典型的な2LDK である。
「ふぅん、わたしはさぁ、あの部屋で寝てるんだけどぉ…」
「あ…ボ、ボクもです」
「そうなんだぁ、じゃ、壁挟んでお隣なんだねぇ…」
「…っ、は、はい…」
お姉さんはそう言いながら、ボクを見てきた。
「煩くは……ない?」
「あ、はい…」
なんとなく、その物言いに、ドキドキしてしまう。
いや、もしかして…
「…て、ことはさぁ、ベランダもさぁ…」
「えっ…」
ドキンとし、背中に冷たい汗が流れ…
「ベランダもさぁ、あの薄い非常壁挟んでお隣ってことよねぇ?」
お姉さんは…
笑みを浮かべながらも、ジッと、見つめ4きた。
「…え、あ、は、はい…」
「そうよねぇ…」
そう、呟き…
「あっ」
ボクは、ビクンっと震えてしまう…
なぜなら、お姉さんがボクの手に重ねてきたから。
そして…
「あのさぁ…」
「……」
「一週間くらい前のさぁ…」
「……っ」
ボクは、ゴクリと唾を飲み、サーっと血の気が引く様な…
「そう、一週間前の金曜日の夜にさぁ…」
「……」
あぁ、バレてる…
「うんと、あの夜は風が物凄く強くてさぁ…
わたし飲み会で、すっかり飲み過ぎちゃってぇ…」
ドキドキ…
鼓動が、破裂しそうだ――
「…でねぇ……」
お姉さんは、ジッと見つめ…
いや、その目は、まるで、観察の目。
「すっかり酔っ払っちゃってぇ、洗濯物をさぁ…」
「あ、ああっ」
もう、駄目だった――
「ああっ、ご、ごめんなさいっ」
「え…」
正に、針のむしろの上とは、この事だろうか…
「ボ、ボクですっ」
「え…」
お姉さんの手が、ギュッと力が籠る。
「ボ、ボクが洗濯物を…と、盗りましたぁっ…」
すっかり、バレていた――
「さぁ、そんなキョロキョロしてないで、冷めないウチに飲んで、温たまって…」
「あ、は、はい」
キョロキョロが、バレていた――
「女の部屋、あ、女の子の部屋初めてなの?」
「あ、は、はい…い、いや、そ、そのぉ、ま、間取りが…」
ボクは、ズバリ、お姉さんに見抜かれてしまったみたいで…
必死に言い訳をする。
「あ、そうかぁ、お隣とは正反対な間取りなんかなぁ?」
「あ、は、はい、そうみたいです」
ボクは必死に、言い繕う…
ウチも、この部屋も、典型的な2LDK である。
「ふぅん、わたしはさぁ、あの部屋で寝てるんだけどぉ…」
「あ…ボ、ボクもです」
「そうなんだぁ、じゃ、壁挟んでお隣なんだねぇ…」
「…っ、は、はい…」
お姉さんはそう言いながら、ボクを見てきた。
「煩くは……ない?」
「あ、はい…」
なんとなく、その物言いに、ドキドキしてしまう。
いや、もしかして…
「…て、ことはさぁ、ベランダもさぁ…」
「えっ…」
ドキンとし、背中に冷たい汗が流れ…
「ベランダもさぁ、あの薄い非常壁挟んでお隣ってことよねぇ?」
お姉さんは…
笑みを浮かべながらも、ジッと、見つめ4きた。
「…え、あ、は、はい…」
「そうよねぇ…」
そう、呟き…
「あっ」
ボクは、ビクンっと震えてしまう…
なぜなら、お姉さんがボクの手に重ねてきたから。
そして…
「あのさぁ…」
「……」
「一週間くらい前のさぁ…」
「……っ」
ボクは、ゴクリと唾を飲み、サーっと血の気が引く様な…
「そう、一週間前の金曜日の夜にさぁ…」
「……」
あぁ、バレてる…
「うんと、あの夜は風が物凄く強くてさぁ…
わたし飲み会で、すっかり飲み過ぎちゃってぇ…」
ドキドキ…
鼓動が、破裂しそうだ――
「…でねぇ……」
お姉さんは、ジッと見つめ…
いや、その目は、まるで、観察の目。
「すっかり酔っ払っちゃってぇ、洗濯物をさぁ…」
「あ、ああっ」
もう、駄目だった――
「ああっ、ご、ごめんなさいっ」
「え…」
正に、針のむしろの上とは、この事だろうか…
「ボ、ボクですっ」
「え…」
お姉さんの手が、ギュッと力が籠る。
「ボ、ボクが洗濯物を…と、盗りましたぁっ…」
すっかり、バレていた――

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