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パートタイマーの淫乱人妻・美香~主婦の仮面を脱ぐ午後
第7章 熟れた体~遊びのつもりよ
足元に流れるお湯の温もりの中で、身体の奥が、ぎゅっと切なく収縮するのがわかった。
誰の手にも触れられずにいた場所が、熱を帯びて微かに息づいている。

指先でそっと触れてみると、そこはもう、言葉よりも正直に、これから始まる夜の湿度を受け入れる準備を始めていた。

朱音もまた、濡れた肌に石鹸の泡を滑らせながら、小さく、吐息を洩らしている。

白い蒸気が揺れる小さな空間で、ふたりの女の飢えと、これから貪り合うはずの濃密な歓びへの予感が、濃い霧のように溶け合っていた。

********
「じゃあ、次は男の人たちの番ね。バスタオルとバスローブ、洗面所に置いてあるから」

私が声をかけると、卓也と渉は少し照れくさそうに立ち上がり、ふたりで脱衣所の方へ向かった。やがてカチャリとドアが閉まり、かすかに水音が響き始める。

リビングに残された私と朱音は、大きなソファに体を沈めた。湯上がりの肌がまだじんわりと熱を持っていて、濡れた髪からシャンプーの柑橘系の匂いがふわりと漂う。大判のバスタオル一枚にくるまっただけの身体は、余計なものがすべて削ぎ落とされて、驚くほど身軽だった。私の白い脚がソファーの黒に映える。

「男の子たち、緊張してるみたいだったね」

朱音がクッションを抱えながら、くすくす笑った。

「ふふ、そうだね。でも、案外、女のほうが待ちきれなくなってるって、気づいてないのかも」

「絶対気づいてないよ。男の人って、自分がリードしてるって思いたい生き物だから。でも本当は、こっちのほうがずっと前から準備できてるのにね」

「わかる。女って『うーん、エッチ?私、あんまりしたことないし。リードしてくれる?』って猫なで声で言うけど、身体の奥のほうはエッチしたくてウズウズしてるのよね。もうずっと前からカウントダウンが始まってる感じってとこかしら」

私は冷たいお茶のグラスを指先で弄びながら、小さく息を吐いた。白衣を着て、処方箋とにらめっこしている昼間の自分はどこか遠い国の住人のようで、いまここにいるのは、ただ誰かの温度を渇望している生身の女だった。



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