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パートタイマーの淫乱人妻・美香~主婦の仮面を脱ぐ午後
第9章 熟れた体~遊びのつもりよ(3)
部屋の隅では、時計の針が正確に時を刻んでいた。遠い踏切の音のような、機械的で、私たちの時間とは一切関係のない冷たいリズム。その音を聞きながら、私は自分の体を持て余している。長い間、誰も開けることのなかった引き出しの奥で、埃をかぶったまま眠っていた古い楽器のように。
不思議だった。私はもっと怯えるべきなのに。夫がいて、子供がいて、積み上げてきた日常という名の退屈な建造物がある。ワンナイトの過ちとして片付けられるはずのこの熱狂のなかで、なぜ私はこれほどまでに自らを差し出しているのだろう。
若い男の指先が、私の肌を這う。その熱は、私の中に沈殿していた長い年月をあっさりととかしていく。私の内側では、恥ずかしさと底知れぬ疼きが、まるで複雑な対位法のように絡み合っていた。どちらが主旋律で、どちらがハーモニーなのか、もはや自分でも区別がつかない。ただ、卓也の若い肉体が放つ硬質な熱だけが、今この世界における唯一の真実だった。
「うちの旦那じゃ絶対に届かない奥まで、また突いてちょうだい」
そう囁いたとき、私は夫の顔を思い出そうとしたが、そこにあったのはただのぼんやりとした輪郭だけだった。夫の手はいつも正確で、予測可能で、どこか安全な場所をとどろいていた。それは調律されたピアノのように正しいけれど、私の奥底にある暗い穴を埋めることは決してできなかった。
しかし、この目の前にいる若い男は違う。彼は私のすべてを剥き出しにし、名前のない欲動のままに私を揺さぶる。その生々しさに、私は恐怖を覚えると同時に、言いようのない解放感に満たされていた。
私の声は甘く、しかしどこか遠くで響く旋律のようだった。夫の不在が作った空洞を、今、この若い熱で埋めようとしている。その行為自体が、私にとっては一種の確認であり、同時に、静かな自己への問いかけでもあった。
騎乗位の余韻が残るなか、二人はリビングの食卓へ場所を移した。卓也が椅子に腰を下ろし、私はその前に立った。ペニスを私の膣の下、クリトリス側に沿わせ、ゆっくりと上にスライドさせる。ぬるりとした感触が、二人の肌を熱くした。膣口の位置を定め、ゆっくりと挿入する。いきなり奥まで入れず、浅い位置で止める。
「んっ……ゆっくり……」
不思議だった。私はもっと怯えるべきなのに。夫がいて、子供がいて、積み上げてきた日常という名の退屈な建造物がある。ワンナイトの過ちとして片付けられるはずのこの熱狂のなかで、なぜ私はこれほどまでに自らを差し出しているのだろう。
若い男の指先が、私の肌を這う。その熱は、私の中に沈殿していた長い年月をあっさりととかしていく。私の内側では、恥ずかしさと底知れぬ疼きが、まるで複雑な対位法のように絡み合っていた。どちらが主旋律で、どちらがハーモニーなのか、もはや自分でも区別がつかない。ただ、卓也の若い肉体が放つ硬質な熱だけが、今この世界における唯一の真実だった。
「うちの旦那じゃ絶対に届かない奥まで、また突いてちょうだい」
そう囁いたとき、私は夫の顔を思い出そうとしたが、そこにあったのはただのぼんやりとした輪郭だけだった。夫の手はいつも正確で、予測可能で、どこか安全な場所をとどろいていた。それは調律されたピアノのように正しいけれど、私の奥底にある暗い穴を埋めることは決してできなかった。
しかし、この目の前にいる若い男は違う。彼は私のすべてを剥き出しにし、名前のない欲動のままに私を揺さぶる。その生々しさに、私は恐怖を覚えると同時に、言いようのない解放感に満たされていた。
私の声は甘く、しかしどこか遠くで響く旋律のようだった。夫の不在が作った空洞を、今、この若い熱で埋めようとしている。その行為自体が、私にとっては一種の確認であり、同時に、静かな自己への問いかけでもあった。
騎乗位の余韻が残るなか、二人はリビングの食卓へ場所を移した。卓也が椅子に腰を下ろし、私はその前に立った。ペニスを私の膣の下、クリトリス側に沿わせ、ゆっくりと上にスライドさせる。ぬるりとした感触が、二人の肌を熱くした。膣口の位置を定め、ゆっくりと挿入する。いきなり奥まで入れず、浅い位置で止める。
「んっ……ゆっくり……」

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