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国選種付人物語−種付される人妻たち
第3章 舞風さんと種付人
「最後に、種付け中の録画、および録音は禁止です」
「……分かりました」
「このお部屋には、隠しカメラやマイクの類はなさそうなのは、先ほど確認しました」
これから、僕の目の前で、大好きな舞風がこの初対面の中年男性とセックスをするんだ。
それは紛れもない事実のはずなのに、僕にはどうしても実感が湧かなかった。
目の前の渡辺の態度があまりに淡々としすぎていて、まるで役所の窓口で書類の手続きを説明されているような錯覚に陥る。
種付け。
それはつまり、男と女が肌を重ねて、女を妊娠させるために膣内射精するということ。
その生々しい行為が、この静かな和室で、もう間もなく始まろうとしていた。
「観察のルールは以上ですが、よろしいですか?」
「は、はい……」
僕は小さく頷いた。
シンプルで簡潔なルール。けれどそれは、「種付けは確実に、いかなる邪魔も排除して遂行する」という国の絶対的な意思を感じさせるものだった。
胸の奥がざわつき、何とも言えないモヤモヤとした感情が広がっていく。
その焦りのせいだろうか、僕は自分でも意図しない、妙な質問を口にしてしまっていた。
「あのー……、渡辺さんは種付人をされて長いんですか?」
「ん?」
突然のプライベートな問いかけに、渡辺は少しだけ首を傾げた。
そして、これまでの記憶を辿るように少し考える様子を見せる。
「……分かりました」
「このお部屋には、隠しカメラやマイクの類はなさそうなのは、先ほど確認しました」
これから、僕の目の前で、大好きな舞風がこの初対面の中年男性とセックスをするんだ。
それは紛れもない事実のはずなのに、僕にはどうしても実感が湧かなかった。
目の前の渡辺の態度があまりに淡々としすぎていて、まるで役所の窓口で書類の手続きを説明されているような錯覚に陥る。
種付け。
それはつまり、男と女が肌を重ねて、女を妊娠させるために膣内射精するということ。
その生々しい行為が、この静かな和室で、もう間もなく始まろうとしていた。
「観察のルールは以上ですが、よろしいですか?」
「は、はい……」
僕は小さく頷いた。
シンプルで簡潔なルール。けれどそれは、「種付けは確実に、いかなる邪魔も排除して遂行する」という国の絶対的な意思を感じさせるものだった。
胸の奥がざわつき、何とも言えないモヤモヤとした感情が広がっていく。
その焦りのせいだろうか、僕は自分でも意図しない、妙な質問を口にしてしまっていた。
「あのー……、渡辺さんは種付人をされて長いんですか?」
「ん?」
突然のプライベートな問いかけに、渡辺は少しだけ首を傾げた。
そして、これまでの記憶を辿るように少し考える様子を見せる。

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