この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
国選種付人物語−種付される人妻たち
第3章 舞風さんと種付人
(僕は……悪い夢でも見ていたのか? 舞風ちゃんと種付人のあの壮絶な行為は、全部僕の妄想だったのか……?)
混乱する頭を必死に働かせる。
いや、そんなはずはない。
今日、種付人がやって来ることは、国から通達された絶対の決定事項だったはずだ――。
舞風ちゃんが僕の隣にトコトコと歩み寄ってくると、そっと小さな手で僕の手を握りしめてきた。
「もうっ! 誠司君たら、見ないでって言ったのに、見にくるから……」
「えっ……!?」
「……種付人さんとのこと」
「えっ? あ……うん……」
やっぱり、現実の出来事だったのだ。
悪夢でも何でもなく、あの壮絶な光景は目の前で起きた紛れもない事実だった。
「ごめん……」
情けなさと罪悪感で、思わず謝罪の言葉が口から漏れた。
「ううん……私の方こそごめんなさい。なんか、凄い取り乱しちゃったみたいで……」
申し訳なさそうに俯く彼女を見て、確信する。
やはり、すべて現実に起こった出来事だったのだ。
「凄い恥ずかしいところ見られて……誠司くに嫌われちゃったかな……って……」
消え入るような声でつぶやく舞風ちゃんの瞳には、悲しげな色が浮かんでいた。
混乱する頭を必死に働かせる。
いや、そんなはずはない。
今日、種付人がやって来ることは、国から通達された絶対の決定事項だったはずだ――。
舞風ちゃんが僕の隣にトコトコと歩み寄ってくると、そっと小さな手で僕の手を握りしめてきた。
「もうっ! 誠司君たら、見ないでって言ったのに、見にくるから……」
「えっ……!?」
「……種付人さんとのこと」
「えっ? あ……うん……」
やっぱり、現実の出来事だったのだ。
悪夢でも何でもなく、あの壮絶な光景は目の前で起きた紛れもない事実だった。
「ごめん……」
情けなさと罪悪感で、思わず謝罪の言葉が口から漏れた。
「ううん……私の方こそごめんなさい。なんか、凄い取り乱しちゃったみたいで……」
申し訳なさそうに俯く彼女を見て、確信する。
やはり、すべて現実に起こった出来事だったのだ。
「凄い恥ずかしいところ見られて……誠司くに嫌われちゃったかな……って……」
消え入るような声でつぶやく舞風ちゃんの瞳には、悲しげな色が浮かんでいた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


