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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第5章 まさかの
「そうだな。このままじゃ、俺達、貞淑な奥様をあの砂浜に拉致して、輪姦して、動画を撮影して脅している超ワルってことになりそうだぜ」
櫻井翔太の言葉に応じて、
鈴木壮太が話した。
「だよな。俺達も保険を掛けておかないと、mikaさんにワル者にされて、刑務所に入れられかねないぜ」
櫻井翔太が苦笑いすると、
「確かに」
と、鈴木壮太が応じた。
「よく言うわ。テントにいた私に声を掛けてきたのは貴方達よ。私が嫌がって逃げても追いかけてきて、拒んでいるのに、私を…」
と、私が話すと、
「ま、確かにそうだけど…。拒んでいた?ま、そうだけどよ。mikaさんも満更ではなかったように思うけど。俺達としては、mikaさんのアバンチュールのお相手をしたいだけなんだけど、そういうつもりはないってこと?」
と、櫻井翔太が訊いた。
「アバンチュール?」
私が問い返すと、
「そう。旦那とは、セックスレス。これから先もずっと。それでいいのかい?」
鈴木壮太が訊く。
「このまま、更年期、閉経で老いていく。それでいいのか?」
櫻井翔太も続く。
「俺達なら、いろいろ経験させてやるぜ?」
鈴木壮太が私を見たまま、訊く。
「若い男が二人。全力で、mikaさんのアバンチュールのお供をするって言っているんだ。世間のアラフォーが聞いたら、悦びむせび泣くような展開だぜ」
櫻井翔太がさらに被せてきた。
それは、わかる…。
『ママ活』とか言って、
お金を渡して関係しているという
噂のあるママ友もいたし、
ホスト通いをしているママ友もいたから。
「わかったわ。私もこのまま、夫しか知らないまま、老いさらばえるしかないと思っていたのに、半ば強引にだけど、その状態を打ち破ってくれた貴方達には、感謝というほどではないけど、結果的に、知らなかった、未知の世界を教えてくれたことには、素直に、悪くなかったというか…。そうね。もっと知らない世界を知りたいというのは、あるわ」
と、私は答えた。ほぼ、本心だった。

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