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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第5章 まさかの
「さっき、見ただろ。あの豊満ボディ。だらしないカラダってアオイが言っていたけど…。ま、経験豊富なんだと思うぜ。トライスーツって締め付けるからな。で、あの感じなら、100cm以上バストもヒップもあるだろうし…」
と、男性の声が聞こえてきた。
「もう!それって、わたしに対する当てつけ?」
いきなり、女性の少し尖った声が聞こえた。
「え?違う、違う」
男性の慌てた声が聞こえた。
「だったら、何よ、それ。あのオバサンの話をしながら、そこが反応するなんて、変なことを想像したからじゃないの!」
女性の怒る声。
「mikaさんのその姿を思い出して、あの野郎、勃起したじゃね?」
鈴木壮太が小さな声で言って笑うと、
「ま、あのちっぱいじゃ、男は反応しないって」
と、櫻井翔太が言って笑った。
「違うって。何が哀しくて、あんなババアのカラダで妄想しないといけないんだ。これは、アオイが触ってくれたから反応しただけだよ」
男性が猫撫で声で女性に話しかける声が聞こえた。
「いいんですか?ババアって言ってますよ」
櫻井翔太が私を嗾けた。
私に解ったことは、
妙に、上にいるカップルが
私を意識しているということ。
「あんな近親相姦の変態たちのことなんか忘れて、愉しもうぜ」
男性の声が上から降ってきた。
「おいおい、いい加減にしろよ」
鈴木壮太が呟くと、櫻井翔太も、
「マジでムカついてきた」
どうもこの二人、
『近親相姦』という言葉に
カチンとくるみたい。
ま、言っていい言葉ではないし、
確かに、マザーファッカーって
英語で言えば、侮蔑語。
怒って当然。
「俺達、あの女、やっちゃうから。mikaさん、あの男、やっちゃってください」
鈴木壮太が言うと歩き始め、
櫻井翔太も、頷きながら歩き始めた。
「とりあえずは、あの男をブチのめす」
と、言ってスロープを小走りに走り出した。
私は慌てて、その後ろを追いかけた。

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