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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第2章 海水浴場
「っていうかさ、旦那さんって、
奥さんのこのボディ見てやりたいってならないんだろ?
マジで不思議だぜ」


鈴木と名乗った男が心底、不思議という顔で私の顔を見た。


「だよな。このバストにヒップだぜ。
どちらも100cmあるんだろ?」


櫻井と名乗った男が確認するように私に訊いた。


「そんなにバストとかヒップって気になるものなの?」


私が訊くと、


「当り前さ。どちらもセックスシンボルだぜ。
これと一緒さ」


と、櫻井と名乗った男が回復し始めたのか、硬くなった男根を指さした。


「シンボルね…」


私がため息を吐くと、


「つれないな。ま、これは置いておくとして、
フェラチオのお礼に、今度は奥さんに気持ちよくなってもらうぜ」


と、櫻井と名乗った男が言い出すと、


「そうそう。俺達だけ気持ちよく発射では、悪いから」


と、合わせるように言い出した鈴木と名乗った男。


「別にそんなこと気にしなくても…」


抗い屈んだ私を、櫻井と名乗った男が、


「遠慮しなくていいですよ。助けた亀が恩返しがしたいんですよ」


と、言いながら後ろから抱き上げた。慌てて後ろを向いた私。

その唇に唇を重ねた櫻井と名乗った男。

そのまま、重なった唇の間から櫻井と名乗った男の舌が

私の上の前歯と下の前歯の隙間から口の中に侵入し、

舌を絡ませてきた。そして、私の頭を抱えるようにして、

十年ぶりくらいのディープキス。

反対の腕で、私のアンダーバストの辺りで抱きすくめた。

久しぶり過ぎるくらいの期間の開いたキス。

私はキスには弱い。特に、舌を絡ませてのキスには。

そんなことを知っているのは夫だけだった。

なのに、櫻井と名乗った男は知っているのか、

それとも、単に、恋人気分を醸し出すためにキスをしたのか、

そこはわからないままだったけど、

私の気持ちが解れたのは事実でした。
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