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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第3章 初めての
「なるほどな。室内で運動って感じか。色白肌だよな」
櫻井と名乗った男が続けると、
「そうだな。綺麗な肌をしているぜ。俺達が黒いから余計に白く見えるのかもしれないが」
と、鈴木と名乗った男も言った。確かに、私は色白。
小学校時代のスイミングスクールでも、
中学高校の水泳部でも、大学時代の水上競技部でも、
ずっと室内プールで泳いできた。
外でするスポーツとは縁がなかった。
「その分、陰毛が目立っているぜ。っていうか、水着を着るなら、陰毛は手入れするものだぜ。伸びっ放しだろ」
櫻井と名乗った男が話した。それはそう。
そもそも水着に着替えて海に入る予定ではなかった。
娘の凛花が水着を用意して、
誘ってきたから着替えただけだった。
でも、それを言っていいのか、迷った。
少なくとも、
娘のことは話してはいけないことはわかっていた。
「ま、俺はパイパンより剛毛の方が好きだけど」
鈴木と名乗った男が笑った。
「それは、俺も一緒だぜ。そういう意味でも、俺達と奥さんは合っているんだと思うぜ」
櫻井と名乗った男もそう言って笑った。
合っている…。単に放置していただけだった私。
嗜好とかそういうことではなかった。
でも、二人の嗜好にマッチしてしまったという感じだった。
引き締まっていると言われたウエスト…。
それは、たまたま弛んでいるウエストが気になって、
鍛えたから、引き締まったというだけだった。
あの頃のブヨブヨの贅肉が付いたままで、
引き締めなかったら、
二人を引き寄せることもなかったのかもしれない。
「それに、グラマラスボディだし、感度もいいし、旦那さんとは、なぜ、セックスレスなんだ?旦那さん、インポなんですか?だとしたら、この出会いは運命ですよ」
櫻井と名乗った男が話し続ける…。
夫はインポテンツではないと思っていた。
確かに、セックスレス。
立たないとは聞いていないけど、
立たなくなったからといって、
イチイチ妻に伝える夫というのはいるの?
私にはわからない。
ただ、言えることは、
彼らとの出会いが運命であってほしくはないということ。

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