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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第3章 初めての
ただ、二人が単なる強姦魔ではないことは

徐々にわかってきていた。

と言っても強姦されたことも無いし、

知り合いに強姦魔もいなかった。

でも、わかることは、二人は結構、饒舌。

饒舌な強姦魔って…。

映画やドラマで見たことがある強姦魔って無言で

襲ってきて、吐く言葉は脅し文句だけというイメージだった。

しかし、この二人は、会話が多い。

力づくという部分がゼロではないけど、

それだけではない。

コンドームをつける強姦魔っているの?

しかも、付け忘れたとか言って中断?

なかにぶち撒けていい?って訊く???

本当なら、もっと怒りが沸々と湧いてくるはずの状況。

でも、そうはなっていない。

ある意味、なし崩し的…。

映画やドラマなら、


「抵抗するな」


「言うことを聞け」

とか、脅されるシーンがあった。

そんな言葉はなかった。


「逃げようと思っても無駄だぜ。さっきは油断したが、二度目はないぜ」

「奥さん、無駄な抵抗だよ。降参して気持ち良くなりなよ」

「大人しくすることはないぜ。無駄だろうが抵抗してもいいぜ」


思い出せる範囲でも、脅すような言葉は少なかった。


「抵抗してもいいぜ」


は、勝ち誇って言ったのかもしれないけど…。

不思議な二人だった。

嫌だと思っているのに、気持ちいい。

夫を裏切ることになるから止めて欲しいと思いつつ、

カラダは二人から受ける刺激を求めている自覚はあった。

不思議な感覚。


二人の雰囲気も関係していたのかもしれない。

二人ともチャラい感じ。強姦魔というよりナンパ師。

当たりがソフト。

考えてみれば、徐々に追い込まれ、

行くとこまで行ってしまっているのに…。




でも、それもこれも、私の言い訳かもしれない。

単に、セックスレスが長くて、たまたま刺激されて

乗ってしまったのかもしれない。

本気で抵抗した?と言われれば、そこまでではなかった。
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