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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第3章 初めての
頭では覚悟が必要だった。

夫を裏切る行為であることは間違いない。

でも、カラダは、欲していた。

刺激を欲していた。

特に、ポルチオと呼ばれる部分が…。

静かにグリグリと当たる亀頭の先端。

その刺激が伝わって、さらなる刺激を欲していた。



私は覚悟を決めた。

確かに、ここであったことは、

櫻井と名乗った男と、鈴木と名乗った男、

そして、私しか知らない。


夫に知られることは…、

普通に考えればない。


夫は、海外。

今頃は、日本の領空を出て、遥か彼方。

知る由もないはず…。

娘の凛花は、この状態を知ることがあるかしら…。

ここまで泳いで探しに来る可能性はゼロではないけど、

一人で泳いでいるかもしれないし、

テントで休んでいるかもしれない。

車のキーはトートバッグのなか。

見つければ、テントを畳んで車でエンジンをかけて

エアコンをいれて寝ているかもしれない。

少なくとも、ここまで泳いでくる可能性は低い。

それに、探して泳ぎ回っているとすれば、

すでに、ここにたどり着くはず。


であるならば、ここで、彼らと…。

彼らの言う「アバンチュール」とやらに

応じたとしても、誰が知るの。

「天知る、地知る、我知る、人知る」

とは、言うけれど…。



でも、夫に隠し事をすることにはなる…。

夫が海外出張から帰宅した時、

どんな顔をして迎えればいい???

でも、それは今更かも…。



フェラチオ…。


夫以外の男の男根を口に咥えておいて、

ここで、今更…。




『毒を食らわば皿まで』



そんな言葉が頭をよぎった。


でも、それはすべて、自分への言い訳。

要するに、目の前にある二人の男達の

夫とは比較にならない巨根。

そこから得られるだろう快感に

カラダが負け、頭も負けてしまっていた。
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