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『帰り花の夜に』~義母の静謐なる背徳
第8章 義息~超えてはいけない境界線(7)
擦りガラスの引き戸を開け、私たちは寄り添うようにして浴室へと足を踏み入れた。郊外のモーテル特有の装飾過剰な外観に比べると、浴室の内部は驚くほど機能的で、無機質な清潔さを保っていた。白い人造大理石のバスタブには、すでに青みがかった熱い湯が波々と満たされている。

温かいシャワーの飛沫を浴びながら、立ったままの私の背後に彼がぴったりと身体を密着させた。濡れた皮膚と皮膚が触れ合うときの、微かな吸着音。背後から押し当てられる硬い質量が、私のお尻の肉を押し分けていく。彼の手のひらで細かく泡立てられた白い石鹸の泡が、鎖骨から乳房へ、そして下腹部の薄い皮膚へと滑り降りていった。

「お義母さん……少し、体勢を変えてみませんか」

彼は私の片脚をゆっくりと持ち上げ、豊かな泡と体液が混じり合う境界線へと、熱を持った先端をあてがってきた。微かな泡の弾ける音を立てながら、滑らかな摩擦が繰り返される。

「ああっ……入ってしまいそう……すごく、硬いのね」

私は石鹸の泡にまみれたその太い脈動を手で包み込み、ゆっくりと上下にしごき上げた。彼の喉の奥から、深く押し殺した吐息が漏れる。

シャワーで泡を洗い流したあと、私はバスタブの冷たい縁に両手を預け、背中を弓なりにして身構えた。背後から両手で肉を押し広げられると、空気に晒された秘所がひやりと冷えた。濡れそぼった粘膜が、次の衝撃を待ち侘びるように小さく蠢いている。

「お願い……」

彼の手が私の腰骨を痛いほど強く掴んだ。先端が抵抗のない湿り気を押し分け、深く、根元まで沈み込んでくる。鈍い衝撃が最奥の壁を小さくノックした。

「お義母さん……愛してます。本当に……愛してるんだ」

その言葉は、冷たい井戸水のように私の理性の表面を一瞬だけ撫でたけれど、過熱した私の身体はそれをあっという間に蒸気へと変えてしまった。言葉なんて、ここでは何の意味も持たない。

「だめ……そんなこと、口にしてはだめよ……あああっ……」

快楽の歯車は、寸分の狂いもなく噛み合っていた。私はタイルの冷たさに爪を立て、身体の奥底から湧き上がる衝動に身を任せた。彼は私をプラスチックの椅子へと導き、今度は私が彼の上に跨がって、その硬質な存在を深くまで迎え入れる。重力と下からの突き上げが交差し、引き抜かれるたびに内側の襞が擦れ合い、再び深く沈み込んでいく。

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