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ほしいままに
第19章 俺は彼女を離したくない(後藤将行)
俺が言うと、彼女も何かに気づいたかのように、慌てて髪を下ろして首元に手をやった。
俺は広報担当に近づいて耳打ちした。
「彼女の首には見せられない傷がある。どうか角度を変えて撮影してくれないか?」
すると広報担当は目元に緊張を走らせた顔で頷くと、片手を上げて言った。
「一旦、休憩を入れさせてください。これまでの画像データの確認をしたいので」
俺は胸をなでおろした。
立っている位置の関係上、彼女の首筋を見たのは幸い、俺だけだった。
髪を束ね上げた瞬間俺の目に飛び込んだのは、耳の下のあたり一面に無数に広がった、薄紅色のキスマークだったのだ。
俺は広報担当に近づいて耳打ちした。
「彼女の首には見せられない傷がある。どうか角度を変えて撮影してくれないか?」
すると広報担当は目元に緊張を走らせた顔で頷くと、片手を上げて言った。
「一旦、休憩を入れさせてください。これまでの画像データの確認をしたいので」
俺は胸をなでおろした。
立っている位置の関係上、彼女の首筋を見たのは幸い、俺だけだった。
髪を束ね上げた瞬間俺の目に飛び込んだのは、耳の下のあたり一面に無数に広がった、薄紅色のキスマークだったのだ。

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