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ほしいままに
第19章 俺は彼女を離したくない(後藤将行)
翌日、俺は午後一時に森川澪奈に応接室に来るように指示した。
森川澪奈は勤務時間中いつもそうするように、明るい笑顔で「はい」と答えた。
そして午後一時、森川澪奈は応接室のドアをノックした。
ひとり掛けソファに座って待っていた俺は返事をして迎え入れた。
森川澪奈は部屋に入ると後ろを向いて、そっとドアを閉めた。
俺に向かって、ゆっくりと振り返る。
その頬には上気したような紅がさし、笑顔を浮かべていたはずの瞳には愁いを帯びた光が潤んでいる。
呼吸のリズムに合わせて胸が上下し、うっすらと開いた艶のある唇から零れている吐息が、こちらにまで香り立ってくる気がした。
森川澪奈は勤務時間中いつもそうするように、明るい笑顔で「はい」と答えた。
そして午後一時、森川澪奈は応接室のドアをノックした。
ひとり掛けソファに座って待っていた俺は返事をして迎え入れた。
森川澪奈は部屋に入ると後ろを向いて、そっとドアを閉めた。
俺に向かって、ゆっくりと振り返る。
その頬には上気したような紅がさし、笑顔を浮かべていたはずの瞳には愁いを帯びた光が潤んでいる。
呼吸のリズムに合わせて胸が上下し、うっすらと開いた艶のある唇から零れている吐息が、こちらにまで香り立ってくる気がした。

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