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ほしいままに
第7章 僕はあの時のことを忘れてしまいたい(香宗我部優)✩
それまで感じていた罪悪感がうすれ、僕の中でいくつもの激しい感情が渦巻いた。
畏れ、困惑、嫉妬、そして興味───。
波立つような動揺。
けれどそれとは裏腹に、僕の体は、森川澪奈の淫靡な痴態に、激しく反応した。
初めて目にする森川澪奈の汗まみれの裸体。
達した東条光琉の腰を足で押さえ込み、射精を奥に促す腰つき。
顔に似合わない、だらしないほどに豊かな乳房。
全身の血が激しく流れ出すのを感じる。鼓動が、胸を突き破りそうだった。
…東条光琉が憎い。
どうして、森川澪奈を抱いている男が、長い間気持ちをおさえて彼女のそばにいた僕ではなくて、東条光琉なんだ。
悔しさで拳が震えるのに、僕のものは全く別な生き物のように嬉しそうにビクビクと反応している。
そして、自分の感情とは裏腹に、僕の手も、衝動のままに動き出す。

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