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白衣を脱いだら~熟れた蜜の囁き
第2章 出会い(2)
「それでは……カレーにしますか?」

彼女はナビゲーターに場所を入力することなく車を発進させた。

そして、「本名は美香、と言います。そら豆のままじゃ変ですもんね」と微笑みながら呟いた。

チキンのホロホロ肉が有名なカレー店でランチを済ませ、他愛のない会話で距離を縮めていく。食事代は美香がスマートに支払った。

高級車の中には、美香の纏う甘く陶酔を誘うフローラル系の香水と、レザーシートの匂いが混じり合い、逃げ場のない熱を帯びて充満していた。横目で捉えた脚は、黒いパンストの薄膜に包まれ、抗いがたいほど肉感的で艶やかな曲線を描いている。光が当たるたびに、鈍い艶が腿の内側を伝う。

昭吾は自らのフェティシズムを呪いながらも、その太腿に触れたい衝動を抑えきれなくなっていた。

「昭吾くん、今日は食事だけだけどいいかしら?」

「いいですよ。でも、また会いたいです。だから、LINE交換しませんか?」

「約束でしたもんね」

美香は快くLINE交換をしてくれた。

言葉では物分かりのいい振る舞いをしながらも、昭吾の身体はすでにセックスへの衝動で熱を帯びていた。

意を決して、掌を滑らせる。パンスト越しに伝わる肌の熱。吸い付くような滑らかさ。指の腹が沈み込むたびに、女の体温がじわりと染み込んでくる。それは、ため息が出るほど刺激的な感覚だった。

美香はハンドルを握ったまま拒む様子も見せず、まっすぐ前を向いている。気づいているはずなのに、何食わぬ顔で喋り続けるその態度に、指先はさらに大胆になり、スカートの裾を越えて奥へと潜り込んでいった。

理性が「今日は食事だけ」という美香の言葉を繰り返す。これ以上進めば、関係が終わってしまうのではないかという不安が、熱い衝動の間を縫うように頭をよぎる。

その時、美香が不意に顔をこちらへ向けた。潤んだ、熱っぽい視線が僕を射抜く。

「触らないの……? もう少し下よ」

蜜のような、密やかな声。その挑発に、昭吾の身体は瞬時に熱を帯びた。指先をさらに降下させると、黒いパンストの下に透ける紫のショーツが視界に入る。

パンスト越しにそこをなぞり、窪みを優しく、しかし確実に愛撫するように動かす。

「あっ…」

美香は目を細め、静かな、それでいて鼓膜を震わせるような甘く切ない吐息を漏らした。吐息の湿り気が、車内の熱をさらに濃くする。
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