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第8章 制服と痴漢

「あぁっ、あっ、あぁっん、雅也さっ」

何だか怖くなって名前を呼んでみた。
でもその問いかけには返事がなく、代わりに激しい律動に襲われる。

奥がきゅうっと何度も締め付けを繰り返し、燻っていた体が解放される……そんな瞬間だった。

「や、やだぁ…、イキたい…よぉ…」

二度も絶頂を寸前で止められ唇からは本音が零れおちる。

「だったら自分でオナってみるか？そうしたらちゃんとイケるだろう？」

意地悪な言い方に私は首を横に振った。

イケるにはイケるかもしれない。
クリでも中でも自分で絶頂は迎えられるだろう。
でも、やっぱり指では物足りないことも知っているのだ。
あの反り立ったものでしか最奥には到達できない。

「いやぁっ、雅也さんのでイキたいの…っ」

「麻希は俺のじゃなくても十分イケるんじゃないのか？」

「や、そんなことない…っ、ぅ…あぁっ、」

否定する途中でまた抜き挿しが開始される。
寸止めされたことで快感が増したのか私の体は一気に昂っていった。

肉と肉が擦れ合う感覚が体の中に充満する。
潤滑油ですら媚薬のように感じるくらい中の媚肉が敏感になっていた。

「あっ、あっ、も…、イク…っ」

うわ言のように呟いた私を貶めるかのように、再びそれは抜かれた。
襞がひくひくと愛液という涙を流しながら泣いている。

もう限界だった。

指を入れて自分で慰めようと前から手を伸ばす。
だけど指先が淫裂に触れそうになった瞬間に雅也さんに腕を掴まれた。