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*妄想社長に振り回されて*
第10章 桜井くんと由梨ちゃん
ベッドに座る由梨ちゃんの頬に手を当てると、唇を合わせた。
可愛いぷるぷるの唇から由梨ちゃんの舌が俺の口の中に……って、おい!
「ゆ、由梨ちゃん?」
「漫画とか小説で勉強してきたんですけど、ダメでした?やっぱりリアルに体験しないと難しいなぁ」
……そうじゃなくて。
「いや……十分よく勉強されてると思います」
「ホントですかー?良かったー」
何かホントに逃げれない気がしてきた。
しぶしぶキスを再開する。
小さな口から出される舌も自分のと比較すれば小さめだ。
だけど動きは激しく絡み合う唾液の音が部屋中に響く。
俺は彼女の舌を強めに吸った。
もう何が正解なのか分からなくて、だったら潔くヤッちまったほうがいいかな、なんて。
……ただ、開き直っただけなんだけど。
少しだけぴくんと体を跳ねさせた彼女に構わず、舌の裏側を擽りながら俺の唾液を流し込む。
角度を変えながら何度もそれを繰り返した後、俺は唇を離した。
……うわ、これはちょっとマズイかも。
とろんとした瞳。
上気した頬。
せめて泣いてくれたほうがマシだったんじゃないかと思うほど由梨ちゃんは蕩けた表情をしていた。
自分のキスでそうなってしまったんだという事実は少しだけ俺に優越感のようなものを与える。
それは年上としか付き合わない俺のポリシーを揺らがすくらい大きなものだった。
「や、やっぱり……リアルは違いますね…」
指で自分の唇を確認するようになぞる由梨ちゃん。
っつうかその仕草もエロいんですけど。
可愛いぷるぷるの唇から由梨ちゃんの舌が俺の口の中に……って、おい!
「ゆ、由梨ちゃん?」
「漫画とか小説で勉強してきたんですけど、ダメでした?やっぱりリアルに体験しないと難しいなぁ」
……そうじゃなくて。
「いや……十分よく勉強されてると思います」
「ホントですかー?良かったー」
何かホントに逃げれない気がしてきた。
しぶしぶキスを再開する。
小さな口から出される舌も自分のと比較すれば小さめだ。
だけど動きは激しく絡み合う唾液の音が部屋中に響く。
俺は彼女の舌を強めに吸った。
もう何が正解なのか分からなくて、だったら潔くヤッちまったほうがいいかな、なんて。
……ただ、開き直っただけなんだけど。
少しだけぴくんと体を跳ねさせた彼女に構わず、舌の裏側を擽りながら俺の唾液を流し込む。
角度を変えながら何度もそれを繰り返した後、俺は唇を離した。
……うわ、これはちょっとマズイかも。
とろんとした瞳。
上気した頬。
せめて泣いてくれたほうがマシだったんじゃないかと思うほど由梨ちゃんは蕩けた表情をしていた。
自分のキスでそうなってしまったんだという事実は少しだけ俺に優越感のようなものを与える。
それは年上としか付き合わない俺のポリシーを揺らがすくらい大きなものだった。
「や、やっぱり……リアルは違いますね…」
指で自分の唇を確認するようになぞる由梨ちゃん。
っつうかその仕草もエロいんですけど。