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*妄想社長に振り回されて*
第1章 妄想社長と甘いキス
私は10歳も年上には到底見えない社長の妄想っぷりに小さく溜め息をついた。
「彼氏なんていませんってば!もしできたら報告します!」
「……本当に?」
「本当です!」
あんたは私の父親か!
そう思ってしまうほど社長の私に対する妄想はひどい。
彼氏や結婚に敏感に反応し、あれやこれやと勝手に想像し勝手に喚いている。
これが恋愛感情だったら嬉しいんだけどな。
33歳の社長と23歳の私。
十分恋愛圏内だとは思うけれど、見た感じ社長が私に対する態度は父と娘のようだと思う。
もちろん嫌われていないのは分かるし、娘や妹のように思われていたとしても好かれているのは素直に嬉しいんだけど。
大きな長い指。
性経験は多くない私でもあの指をナカに挿れて掻きまぜて欲しい、そう思ってしまう程欲情を誘う指を社長はしてると思う。
「わかった。じゃあ今日は俺もコンビニ弁当にするよ」
やっと妄想から解き放たれたのか、社長が笑顔を見せた。
私もホッとして目の前のパソコンに集中する。
「彼氏なんていませんってば!もしできたら報告します!」
「……本当に?」
「本当です!」
あんたは私の父親か!
そう思ってしまうほど社長の私に対する妄想はひどい。
彼氏や結婚に敏感に反応し、あれやこれやと勝手に想像し勝手に喚いている。
これが恋愛感情だったら嬉しいんだけどな。
33歳の社長と23歳の私。
十分恋愛圏内だとは思うけれど、見た感じ社長が私に対する態度は父と娘のようだと思う。
もちろん嫌われていないのは分かるし、娘や妹のように思われていたとしても好かれているのは素直に嬉しいんだけど。
大きな長い指。
性経験は多くない私でもあの指をナカに挿れて掻きまぜて欲しい、そう思ってしまう程欲情を誘う指を社長はしてると思う。
「わかった。じゃあ今日は俺もコンビニ弁当にするよ」
やっと妄想から解き放たれたのか、社長が笑顔を見せた。
私もホッとして目の前のパソコンに集中する。