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*妄想社長に振り回されて*
第5章 社長の部屋と……
全身が汗ばんでいた。
体はとてもだるいけどシャワーを浴びたい。
でもあともうちょっとこのまま……と思っていた時だった。
「え、ちょっと、雅也さん!?」
「辛いんだろう?無理をすることはない」
お姫様抱っこで抱えられて慌てて首にしがみつく。
どこに行くの?と思っていたらそこはお風呂場だった。
「洗うから座って」
「や!じ、自分で洗いますよ!」
「……俺に洗われるのが嫌なのか?」
……ん?
「そうじゃな…」
「俺の使ってるボディーソープじゃ不満なのか?」
「だから違……」
「それともあれか!俺の使っているスポンジが嫌なのか!」
聞け。人の話を聞け。
どうやったらちゃんと会話ができるんだろう。
頭を抱えて悩んでいたら、後ろから手が延びてきた。
泡のついた大きな手のひらが私のお腹を洗っている。
……すごく嫌な予感がするんですけど。
体はとてもだるいけどシャワーを浴びたい。
でもあともうちょっとこのまま……と思っていた時だった。
「え、ちょっと、雅也さん!?」
「辛いんだろう?無理をすることはない」
お姫様抱っこで抱えられて慌てて首にしがみつく。
どこに行くの?と思っていたらそこはお風呂場だった。
「洗うから座って」
「や!じ、自分で洗いますよ!」
「……俺に洗われるのが嫌なのか?」
……ん?
「そうじゃな…」
「俺の使ってるボディーソープじゃ不満なのか?」
「だから違……」
「それともあれか!俺の使っているスポンジが嫌なのか!」
聞け。人の話を聞け。
どうやったらちゃんと会話ができるんだろう。
頭を抱えて悩んでいたら、後ろから手が延びてきた。
泡のついた大きな手のひらが私のお腹を洗っている。
……すごく嫌な予感がするんですけど。