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*妄想社長に振り回されて*
第6章 過去と経験
またいつもの冗談半分なんだと思った。
今までにもそういう人がいたしな。
だけどその人……香菜さんだけは違った。
本当にその後俺の部屋に入ってきたんだ。
「……じゃあその人と?」
「ああ。香菜さんが俺の初めてだった」
別にその時好きな子がいたわけじゃないし、そういうことに興味がなかったわけじゃない。
無理矢理ではなかったよ。
俺の意思を尊重してくれた。
だけどまあ当たりが悪かったのかな。
香菜さんは気持ちいいことがすごく好きな人で、いろんなことをさせられたし、教えてもらったしで、他の同級生と比べるとそういう知識だけは群を抜いていた。
「その人とは今も……?」
「さすがにそれはないよ。俺が高二の時に結婚するんだって言って連絡は途絶えたから」
「け、結婚したんですか?」
「相手がどんな奴かは知らないけど麻里姉が結婚式に呼ばれてたから間違いないと思う」
初恋……とも違うな。
初めての相手。
それ以上でもそれ以下でもない。
「でもショックじゃないですか?結婚しちゃうなんて…」
「んー、それよりもどうやって性を処理するかの方が心配だったかな」
「あーそっちですか……」
で、彼女は何人かできたけど年齢の割りには経験豊富だろう?
それで彼女たちはいろんな妄想をするわけだ。
香菜さんが特別なことは俺も知っていたし、相手に何かを求めたことなんて一度もなかったけど、それでも比べられる気がするんだろうな。
最後はもう無理だって言われた。
だからその後は基本的に体だけの関係の人としかしてないよ。
今までにもそういう人がいたしな。
だけどその人……香菜さんだけは違った。
本当にその後俺の部屋に入ってきたんだ。
「……じゃあその人と?」
「ああ。香菜さんが俺の初めてだった」
別にその時好きな子がいたわけじゃないし、そういうことに興味がなかったわけじゃない。
無理矢理ではなかったよ。
俺の意思を尊重してくれた。
だけどまあ当たりが悪かったのかな。
香菜さんは気持ちいいことがすごく好きな人で、いろんなことをさせられたし、教えてもらったしで、他の同級生と比べるとそういう知識だけは群を抜いていた。
「その人とは今も……?」
「さすがにそれはないよ。俺が高二の時に結婚するんだって言って連絡は途絶えたから」
「け、結婚したんですか?」
「相手がどんな奴かは知らないけど麻里姉が結婚式に呼ばれてたから間違いないと思う」
初恋……とも違うな。
初めての相手。
それ以上でもそれ以下でもない。
「でもショックじゃないですか?結婚しちゃうなんて…」
「んー、それよりもどうやって性を処理するかの方が心配だったかな」
「あーそっちですか……」
で、彼女は何人かできたけど年齢の割りには経験豊富だろう?
それで彼女たちはいろんな妄想をするわけだ。
香菜さんが特別なことは俺も知っていたし、相手に何かを求めたことなんて一度もなかったけど、それでも比べられる気がするんだろうな。
最後はもう無理だって言われた。
だからその後は基本的に体だけの関係の人としかしてないよ。