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あなたの玩具
第1章 今までの







とか言ったけど目が覚めたよね。
はぁ、スマホでゲームでもしますか。
暇だし。
じゃあ授業出ろよ!って思った人もいるかもしれないが、体育は嫌だ。
絶対に。







理由は・・・。
体育の先生かな。
前髪とか文句言ってくるからね。
無理だよね。
関わるの。
色々と面倒だしさ。








ん?
足音がする。
誰か来たのか?





ガラガラッ




そこに入って来たのは一番ヤバイ奴だった。
噂だけでも最低な噂ぐらいしか聞いたことがない。
しかもホモ。
俺が一番嫌いなタイプだ。





「なぁ、お前もサボり?」

「.....そうですが。」

「俺、サボる時いつもここに来るんだよね。お前も?」

「まぁ、基本的にここですが。」

「なぁ、その敬語やめねぇ?
見たところ同級生だし。ってか、その前髪長すぎねぇ?」

「敬語はやめるが、前髪を人に言われる筋合いはない。」

「あ~悪りぃ悪りぃ。」





軽そうな男だ。
噂とは少し違うな。
まぁ噂は宛にならないからな。






男は俺の隣に座るとニコニコしてこっちを見てきた。
なんか少しうざいな。








        
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