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あなたの玩具
第1章 今までの
*仁科目線*






俺は入学した時から目を付けている奴がいた。
そいつの名は高木 悠。
見た目は地味な奴。
まぁ、前髪のせいでもあるけど。







偶然俺は顔を見た。
あの時は風が吹いた。
物凄く綺麗な顔をしていた。







なぜ顔を隠しているのかはすぐに理解した。
この学校はホモが多い。
狙われない為にも顔を隠していた方が安全だ。
尚更高木は綺麗な顔をしているから狙われやすいだろう。






俺もホモだ。
多分高木のことは俺しか気づいていないだろう。
今は高木に話しかけるチャンスを伺うしかなさそうだ。





高木が授業をサボる時間
その時が一番いいだろう。
そして俺は話しかける事と、メアドゲットに成功した。






俺にも考えはある。
そろそろ体育祭。
そのあとは文化祭。
そして修学旅行。
イベントはそんなものだろう。






イベントをいかして攻める。
敵は作りたくはないな。
なるべくだが。
敵はできないとは限らない。
油断は禁物だ。






        
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