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インペイシェント
第3章 コンタクト
圭子は会社の従業員口で後ろを振り向き、車中の遼次と目が合うと軽く手を振って中に入っていく。

日課的にお互いが出社確認をしているのだ。

新年の再会はこの日課的な行動からだった。

しかし、今年の日課は、少し変化していた。

遼次も圭子も、意識的なアイコンタクトである事を感じ取っていた。

恒例の始業、場内放送で社長や幹部からの新年度の挨拶。

遼次をはじめ、ほとんどの社員は受け流して聴く。

部署ごとの朝礼が放送の後に続き、遼次はやっと自分のデスクがある事務所に入った。

遼次は朝礼の後、喫煙所に行き一服する事が日課だった。

喫煙所は、圭子が作業している倉庫を眺める事が出来る、工場の片隅に設置されている。
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