この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
インペイシェント
第4章 探り合い
その日は一日中、遼次の頭は圭子の突き出されたヒップラインの回想で一杯だった。

何で躊躇いなく圭子に触れなかったか。

なぜ、あの時思い切って手を出さなかったか。

かなりの後悔と、自分の度胸の無さに嫌気がさしていた。

その後数日、圭子のヒップラインが度々遼次の脳裏を占領する日々を送り、週末の金曜日になった。

倉庫の脇に設置されている喫煙所から、いつもの圭子の絶景を、そう、あのヒップラインを眺めていた。

しばらくして圭子は、喫煙所から見えないところへと行ってしまった。

少し残念な気持ちで遼次は一服を終えると、事務所へ戻ろうと喫煙所を後にし、少し狭い通路を歩き出した。

その前方で、圭子が棚に向かって何かガサガサと探し物をしていた。

「あっ、圭子さん、何探してるの?」

遼次は明るく圭子に尋ねると、

「ちょっと、仕分け用の袋を探してるのよ~。」

と、困り顔ながら圭子も明るく答えた。
/312ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ