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第10章 ボーダーライン

圭子は遼次の顔を両手で挟み、夢中で唇と舌を味わっている。

遼次は両手に広がる圭子の尻をこねくり回し、そのボリュームと柔らかさを味わった。

遼次は右手を伸ばし、圭子の両尻の間に進めた。

圭子の股間に中指が届くと、圭子は頭から体を仰け反らせ、たまらずに声を上げた。

｢あんっ、いやん、そこはダメだよ…｣

圭子は腰を後ろに引き、遼次の右手から逃げた。

｢遼ちゃん、ダメ！｣

圭子は遼次を真っ直ぐに見て言うと、遼次の腰に両腕を回して抱きしめた。

｢感じちゃうから、ダメよ｣

圭子の言葉に、遼次は益々興奮させられていった。