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梨華との秘密
第6章 支社長の女
 携帯を女の部分に当てたまま、恵理加の唇に唇を重ねた。
 拒絶されるかと思ったが、唇が開かれ、俺の舌を受け入れた。
 しかし、そこから先へは侵入を拒否するように歯が固く閉じられていた。
 しかし、女の部分に押し当てていた携帯をユックリと前後に動かすと、携帯を求めるように恵理加の腰が動いた。
 同時に固く閉じられていた関門が開かれ、俺の舌を求めるように女の舌が絡みついた。


「ふふふ、恵理加、直接いくよ。ふふふ。」


 唇が離れ、恵理加を嬲るようにささやいた。


「やっ、だめっ、んん、こ、これ以上、はぁ、、いぃ、、」


 恵理加の唇から、拒否と悦びが同時にこぼれた。
 携帯をヒップ側から膝へ移動させ、スカートのすそから内腿の奥へ侵入させた。
 拒否されると思ったが、違ってた、むしろ動きやすいように足を少し開き、パンストとパンティ越しにクリトリスに携帯を押し当てた。


「はぅぅ、だめぇ、おかしく、なるぅ、、んん、いっ、、」


 携帯の角の部分を求めるように、腰が動いた。


「ふふふ、淫らしいんだ、美澤くんわ。もっと良くしてやるわ。くくくっ。」


「いやっ、やめっ、てぇ、、んっ、、」


 今度はだめだろうなぁと、携帯にビニールをかぶせ、女の下着の中に入れようとしたが、あに図らんや、むしろ協力するようにひざを曲げた。
 携帯を下着の中に入れ、角をクリトリスに当たるように調整した。


「あぁ、、係長、、ぃい、、あっ、ぁあ、、」


「ふふふ、ドスケベだな美澤くん。もうすぐ、高原君が戻ってくるのにな。くくくっ。」


 俺はそう言うと、恵理加にスカートの上から携帯を触らせた。


「あぅ、、こ、こんな、の、変態、よぅ、、あぅ、ぁあ、、」


 携帯を放すかと思ったが、むしろ携帯をずれないように調整しはじめた。


「だめ、、狂っ、ちゃうぅ、、いっひい、、くっ、んん、」


 恵理加の身体が崩れないように、俺が支えていたが、パタパタと足音が聞こえた。
 ポケットの中の携帯を切り、恵理加の耳元にささやいた。


「高原君が帰ってきたよ。続きはあとだよ。」


「ん、な、なんで、、高原さん、、うそ、そ、そん、な、、」


 ぼやっと霞んだような、恵理加の瞳に理性の光りが少し戻った。
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