この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
梨華との秘密
第7章 縄肌秘書
 言ってしまって、俺は失敗したぁと思った。
 しかし、朱里の笑顔がそんな気持ちを吹き飛ばした。


「嬉しい、あなたに、いえ、ご主人様に言われるのって、久しぶりです。嬉しい。」


 そう言うと、俺に抱きついてきた。


「ありがとう、朱里。俺も嬉しいよ。でも、今は脱ぐのが先だ。いいね。」


 朱里の肌が腕の中で息づき、甘い香りが俺の脳髄を刺激した。
 彼女の顎の下に指先を潜り込ませ、軽く持ち上げた。
 ふうっと、軽く唇から吐息が漏れ、彼女の唇が軽く開いた。
 唇と唇が軽く触れた。
 瞬間、試着室という場所を忘れたように、お互いの舌と唇を吸い合い、求めあった。
 空白の時を埋めるように、二人の思いが混じり合い、溶け合った。


「さあ、始めるんだよ、朱里。いいね。」


「はい、、恥ずかしい、、。」


 嬉しそうにうなずく彼女を、俺はまぶしく見ていた。
 朱里の両手が背中に回り、薄いピンクのブラジャーホックを外し、ブラジャーをスルリっと落とした。
 右手で軽く両の乳房を隠し、羞恥で肌を染めながら、ブラジャーと同色の薄いピンクの三角形の小さな布切れに手をかけ、引き下げた。
 ちらっとだが黒い艶やかな繁みが、目に入った。
 乳房と女の部分を両手で隠し、羞恥に染まった肌は彼女の心を表しているようだった。


「これを着るんだ。いいね。」


「はい、下着は?あっ!」


「忘れていたね。下着はこれから、お前の身体に着けさせてやるよ。後ろを向くんだ。ふふふ、いやなら 良いんだよ。」


「い、いえ、久しぶりですから、あなたの縄、、ん、、。」


 彼女の答えを聞きながら、ゆっくりと細めの麻の荒縄を、朱里の白いうなじにかけ乳房に垂らした。


「はぅ、ん、縄が、、。」


 荒縄が軽く乳首に触れ、朱里の唇からこらえきれない声がこぼれた。


「ふふ、縄がチョイ触れただけで感じたんだ。淫らしい女だ。」


 朱里の耳元で嬲るようにさささやきながら、首筋から垂らした縄を乳房の上で結び目を作り、さらに六つの結び目を女の身体の前に作り、陰部からヒップにそわせた。


「ん、縄が、あの、結び目が、当たるん、ですけど?」


「あぁ、一番敏感な場所に当たるように結び目をしてあるからな。楽しむんだな。」


「そ、そんな、、」
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ