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梨華との秘密
第10章 聖夜の宴
 少し怪訝な表情を浮かべながら、


「お支払は百五十万円になります。カードでお支払いなさいますか、現金になさいますか?」


 俺の格好を見て不安に思ったのを隠さない感じで聞いてきたが、


「うん、現金でね。ここにあるから、確かめてくれるかな?」


 バッグの中から、封筒を出しショーケースの上に置いた。
 店員が確かめるように俺を見ながら、封筒を手に取り中身を確め、別の店員に渡した。


「あの、二郎さんホンとに良いの?あと、大丈夫?」


 三奈が心配そうに聞いてきた。


「ん?大丈夫だよ。長いこと貯めてた金さ。家族のために使うのに遠慮はいらないよ。」


 なんて、カッコをつけてみたが、少し痛いかなって、思ったが、金額は予算内だったので、ホットしていた。


「お父さん、ありがとう。けど、私たち少し出そうかなって、思てるんやけど?」


 ミキが露骨に聞いてきたが、


「ふふ、そんなにたよりないんかな?俺が大丈夫だっていってんのにな。」


 そう言う俺の顔を二人の女が見つめた瞬間、


「やっ、、やめ、、て、、」


「ん、、ごめ、、ん、、ぁっ、、、」


 二人の女の唇から突然の快感に驚き、思わず唇を噛んだ。
 リモコンを切りながら、


「後で、お仕置きだ。いいな。」


「はい、ごめんなさい。」


 女二人が声を揃えたように、頷いた。


「あの、百五十万円確かに、あの、残りはお返しいたしますので、お確かめください。」


 怪訝な表情で、三奈とミキの方を見ながら店員が俺に現金の入った封筒とネックレスの入った袋を渡してきた。


「ありがとう、確かに。次からも越させて貰うよ。」


「えっ、ありがとうございます。また、お越し下さい。」


 最後は店員の態度が丁寧に変化していた。
 店員に見送られながら、専門店から少し離れた階段の方へ歩いていった。


「ここは?あんまり人がいないですね。」


「あぁ、その通りさ。上へ少し上がろうか?」


 俺が意味ありげに階段の上を指差すと、不安げな表情で頷きながら二人が付いてきた。


「あの、ここは?」


「ふふ、ほとんど人も来ないし、おあつらえ向きのベンチもあるしね。ミキ片足を階段の一段上に乗せるんだ。」


「えっ、足をですか?」


 驚いたように聞いてきた。


「あぁ、携帯で撮影さ。」
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