この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
梨華との秘密
第10章 聖夜の宴
 ミキの身体を鑑賞しながら、


「ミキ、少し待っててくれるかな?ちょっと持ってくるもんがあるこらね。」


 そう言いながら、俺は浴室から出て脱衣室の戸棚を明け、道具を取り出した。
 濡れないようにビニールの袋に入れ、浴室に戻った。
 浴槽に入っている二人の方へ行きながら、


「お待たせしたね、二人とも。俺も入って良いかな?」


「どうぞ、ご主人様。なにか、悪いオモチャを持ってきたんでしょ。うふふ、、。」


 三奈がイタズラっぽく聞いてきた。
 図星を指されて、少し慌てたが、


「うん、その通りやで。俺にとっては楽しいオモチャ、君らにとっては悪魔のオモチャかな?けど、好きやろ三奈もミキも。ふふふ、、。」


「そうね、私は好きやわね。ミキちゃんは、わからへんけど?」


 三奈の言葉に皮肉が込められていたが、


「そんなん、わかりません。けど、さっきの車の中のんみたいなんは、好きです。見られてるのに、身体が熱くて、変な感じになって、いややわ、思い出して変な感じ、、。」


 頬を染めながら言うミキのはにかんだ顔が、俺には眩しく感じられた。


「ふふ、それでエエんやで、それがミキだからね。暖まったら、アッチにいくで。ミキはあそこでホンマの娘になるんや。ええな?」


 俺は最後の確認のつもりで聞いた。


「はい、覚悟はできてます。私をホンマの娘にしてください、お父さん。」


 ミキの瞳に覚悟が見えた。
 俺はそっと、ミキの背中と腿の下に手を潜り込ませ、抱えあげた。


「えっ、抱っこ?うそっ!」


 ミキを抱いたまま、ユックリと立ち上がり、エアマットまで運んだ。


「お父さん、恥ずかしい。」


 嬉しそうに、恥ずかしそうに言うミキを、俺は愛おしく感じた。


「可愛いよ、ミキ。お前は俺の娘であり、女になるんだ。ミキ、お前は俺の奴隷になるんだ。いやなら、ノーって言うんだ。そしたら、やめてあげる。いいね?」


「はい、けど、ノーって絶対に言いません。私、お父さんの奴隷になりたい!」


 ミキの言葉を聞きながら、ノーって言ってくれと願った。
 マットの上に彼女を降ろしながら、ミキの肌の感触を楽しんでいた。
 そして、じっと見ている三奈の視線に嫉妬の炎を感じていた。


「後ろを向くんや、ミキ。手を後ろにまわしてなぁ。」


 ミキが背中を向けた。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ