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梨華との秘密
第3章 娘って
 嬉しそうな顔で、


「ありがとう、パパ。送って下さい。可愛い娘なんだら、当たり前よねぇ。」


 くそっ、完全にはめられた。
 覚悟を決めて、


「うん、可愛い娘のためだ。玄関まで送って行くよ。じゃあ、おいで梨華。」


「は~い、パパ。」


 西ビルにある駐車場へ歩き始めた。
 電車を降りて以来、梨華のボディタッチがないのを、少し寂しく感じながら、梨華の方に手を伸ばすと、彼女が俺の手をつかみセーラー服の下から中に入れた。
 手を抜こうかとも思ったが、その中は暖かく柔らかい乳房の感触が俺に抜くことをためらわせた。


「悪い娘やな。嫌いじゃないが、人に見られるぞ。」


「うふ、だって触って欲しかったんだもん。それに、私、パパのこと好きになっちゃったんだもん。」


 おい、うそだろ?
 しかし、綺麗な娘なのにな、なんで?
 いかん、手を抜くんだ!
 早く、離すんだ!


「困った娘や。甘えん坊だな梨華は。いいよ、このままで。」


 バカッ!
 ロリコンか!
 しかし、梨華の顔にはなぜか、面白そうに俺を見ている瞳の中に必死な感情が見えた気がして、そのまま手を抜けなかった。


「嬉しい!パパ、私の気持ちわかってくれたんだ。うふふ。」


 梨華の幼さの残る顔に見とれている自分にあきれながら、


「困った娘や。西ビルやで、明るなるから、人に見られるぞ。」


 駅ビルと西ビルの間の少し人通りの途絶えた場所から、明るい西ビルの入り口近くに来ていた。


「こうすれば、わかんないでしょ。うふふ、パパ大好き。」


 あっ、と思ったが梨華の柔らかい身体が密着し、抱きつかれていた。
 はたからみれば、仲のいい父娘がじゃれあっているようにしか見えなかっが、俺は、心臓が爆発しそうだった。
 明るいエレベーターホールで、悪事を働いているような罪悪感に初めて俺は、さいなまれた。


「梨華、パパは嬉しいよ。けど、こいつはやり過ぎじゃないかな?きょう、、。」


 後の言葉を言う前にエレベーターの扉が開き、何人かが俺たちに怪訝そうな表情で降りていった。


「きょう初めてあったから?ウフフッ。」


 扉が閉じ、答えようとした瞬間、俺の唇に柔らかい感触がした。
 梨華の唇が俺の唇に重なっていた。
 参った、完全にはめられた。
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