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梨華との秘密
第3章 娘って
 俺は、少し腹が立ち仕返しをしてやれって思い、唇を開き舌先を梨華の少し開いた唇から侵入させた。
 梨華の身体が一瞬ビクッとなったが、唇を開き閉じていた歯を開き、俺の舌を受け入れた。
 ゆっくりと梨華の舌先に触れ、ぎこちなく応じる梨華の舌をなめるように舌を動かして、舌先を吸った。


「んん、んふっ、、んぅ、、」


 俺のキスに驚いたように、言葉にならない声を出して、梨華の全身の力が抜け、俺に身体を預けてきた。
 エレベーターの扉が開き、あわてて唇を放したが、梨華は俺に身体を預けたままだった。


「梨華、駐車場に着いたよ。大丈夫か?」


「うん、パパ大丈夫よ。歩ける、かな?」


 どこか遠くを見ている目で、俺の方を見ていた。
 参ったなぁ、薬が強すぎたか?
 後悔したが後の祭りだった。
 エレベーターを降り、まだ、ボウッとしている彼女を抱き上げ車まで歩き出した。


「パパ、恥ずかしい。でも、嬉しい!ありがとう。」


「いいさ、可愛い娘のためだ。パパはがんばるよ。」


 そう言いながら、梨華の仮面が少し剥がれたのを感じた。


「うん、パパは私のファーストキスの相手だからね。忘れないで、ね。」


 やられたっ!
 まんまと小娘にしてやられた!
 けど、ファーストキスかぁ、悪かないな?
 バカやろ、ロリコンか!


「光栄だね、梨華のファーストキスのお相手に選ばれて。車に着いたよ。お嬢様、お先にどうぞ。」


 梨華を降ろし、仰々しく会釈をして車のドアを開けた。


「ありがとう、パパ。乗らせていただくわ。うふっ。」


 嬉しそうな笑顔がまぶしく見えた。
 エンジンをかけ、駐車場をでると、


「パパのキス、一生忘れない。パパはキスが上手いんでしょ。」


「あぁ、上手いかなぁ?まぁ、下手だって言われたことはないなぁ。だめだよ、家まで送るだけだからね。」


 ヤバイ、また爆弾があるぞ!
 気を付けろ!


「ウフフッ、パパ可愛い~。でも、パパは優しいから梨華の悩みや相談を聞いてくれるわよね。」


 そらきた!
 気を付けろ、罠だぞ!


「ん?あぁ、いいよ。いつでも相談しておいで。」


「うわっ、嬉しい!ヨカッタァ、本当のパパがいなくなってから、パパにしか相談できないことがあっても、できなかったから。嬉しい!」
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