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能天気B型のアタシが美少年と……
第4章 おかまやまの章
道の駅に戻ってみるとOちゃんは、居た。

リュックにネギとゴボウを差してる。
リュック自体パンパンになってる。
完全に重装突撃仕様になってる。

どうやら買い物に夢中だったらしいナ……

「あらOちゃんごきげんよう
お買い物?」

「うん。フキとそら豆が出てたよ!
いいもの買っちゃったよ!」

「そう良かったわね~?」

A女史と並んでニコニコお話ししてる。
親子か姉妹みたいに見える。
やっぱし近縁だからかな。

それにしてもフキとそら豆って……
年寄りの酒のツマミみたいだよね。
あんな皮むいたり手間かかる野菜をなんで喜んで買うのか。
おーのすけの考える事はやはり謎だ。

アタシだったらマック盆地駅前店でチーズバーガー買うぞ。
こんなだから、おなかプニプニなのか?

A女史とOちゃんがくっちゃべってる間、あんまし話に絡む気にもならんから、まわりを見てた。

山のふもとの、池のそばだよ。
オレンジや白の花のまわりに、蝶が集まってた。
黄色いのや、黒青の大きい蝶が
ひらんひらんと舞っていた。

いーもんだよう。

アタシは、そう思うんだけどね。
実はおーのすけは、蝶がキライなんだよ。

前に、ゆずだか蜜柑だかの苗木を大事に育ててたら
アゲハ蝶の幼虫に、むっしゃむしゃ食べられちゃったんだって。

それ以来、蝶キライなんだって。
まぁ、人それぞれだなーと思うよ。

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