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能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
エドとは、あーい変わらず音信不通だ。
前におかま山で電話うけたっきりだよ。
うんともすんとも言ってこない。
いい加減待ってるのもばかばかしくなってた。
ヘンな出会いだったけど
所詮ワンシーズンの出会いに過ぎなかったんだろう。
アタシとしては
最近は もう忘れようと
そう意識してた。
ホントにエドがその気なら
電話くらいマメにしてくるもんだろうから……
一瞬、物思いに耽ってしまった。
ふと気付くと Oの介が
こっちをじぃーっと見てた。
ミノムシみたくなって顔だけ出して……
「どーしたの……お母さ~ん♪」
「んなあっ、失敬なっ」
妙に鋭いカンを働かせよって!
アタシが『お母さん』に反応したのが気になったみたいだ……
そのままミノムシの構えでじゃれついてきよった!
植木鉢のジャングルを器用にかいくぐって
ニッコニコして迫ってくる。
「お母さ~~~ん」
「ええい黙れ!この
妖怪ミノムシ娘っっ!!」
布団ごしにぼふぼふひっぱたいて応戦したが
その時は どうも執拗に絡んできた。
「みの~ん~~♪」
「くぬっ、頭突きくらわすぞ、頭突きっ」
そんなかんじで、延々とじゃれあってた気がする。
前におかま山で電話うけたっきりだよ。
うんともすんとも言ってこない。
いい加減待ってるのもばかばかしくなってた。
ヘンな出会いだったけど
所詮ワンシーズンの出会いに過ぎなかったんだろう。
アタシとしては
最近は もう忘れようと
そう意識してた。
ホントにエドがその気なら
電話くらいマメにしてくるもんだろうから……
一瞬、物思いに耽ってしまった。
ふと気付くと Oの介が
こっちをじぃーっと見てた。
ミノムシみたくなって顔だけ出して……
「どーしたの……お母さ~ん♪」
「んなあっ、失敬なっ」
妙に鋭いカンを働かせよって!
アタシが『お母さん』に反応したのが気になったみたいだ……
そのままミノムシの構えでじゃれついてきよった!
植木鉢のジャングルを器用にかいくぐって
ニッコニコして迫ってくる。
「お母さ~~~ん」
「ええい黙れ!この
妖怪ミノムシ娘っっ!!」
布団ごしにぼふぼふひっぱたいて応戦したが
その時は どうも執拗に絡んできた。
「みの~ん~~♪」
「くぬっ、頭突きくらわすぞ、頭突きっ」
そんなかんじで、延々とじゃれあってた気がする。