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能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
朝っぱらから酒は飲みたくないし、アタシとしてはコーヒーとトーストでもあれば充分だ。

薄めのコーヒーにちょっとミルク入れて。
トーストにはバターかメープルシロップでも塗って。
朝めしはそんだけでも、いいんだけどね……

だがOの介は、あまりパン食べないらしくて
この部屋で食パンを見たことがない。
もっぱらライス食べてるらしい。

酒が好きな人は、あまりご飯たべない印象があるんだけど、Oの介は平気で食べる。
ひどい時には日本酒飲みながらご飯もたべる。

炊飯ジャーをみたらご飯が残ってたから、あっため直しておにぎりにでもしよう……
などと考えていると、目覚ましが鳴った。

(タラ~リラ♪ タラ~リラ♪)

ゴムの木時計を見ると、もう8時過ぎてるか過ぎてないか定かではない。
いずれにしても、Oの介は起きるのが、遅い!

会社がすぐ近くだから、お寝坊でも平気らしい。
今日だって出社なんだけどね。

(タラ~リラ♪ タラ~リラ♪)

なんの曲か知らないけど、のんきな旋律の目覚ましが鳴り続ける。
……こんなんで起きられるのか?と
はじめは不思議に思ってたよ。

(タラリラ~… タラリラ~…)

段々と、目覚ましの音がでかくなっていく。

アタシは気にせず、お湯沸かしてコーヒーを淹れた。
……この部屋のどっかにはコーヒーの木もあるかもしれないな。
とりあえず、ドクダミとハッカがある事は聞かされた。

それより気になるのは
台所のカウンターにハエトリソウの鉢植えがある事だ。
ギザギザした葉っぱの怪しい食虫植物だ。
ハエがそんなに出るのか知らないけど……


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