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能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
……ずいぶん待たされてから
ようやく玄関が開いた。

中からA女史が出現した。

白い服に
真っ赤な色がベタベタ付いて汚れてる。

それがいきなり眼に飛び込んできたんで
ビックリした。


…よく見たら
赤い色のほかにも黒・黄色・緑…と
いろんな色が色々混ざっとる。

油っぽい匂いが漂ってきた。

……絵の具だ。


自動車の整備の人が着るような
白いツナギを着て
そんでそのツナギが絵の具まみれ。

それが今朝のA女史のファッションだった!


「さ。入んなさい」

あっさりと中に通される。
玄関は広くてクツが一足も出てない。

正面に一直線にローカが伸びてて
突き当たりのリビングから
明るい光が差し込んでいる。

1人住まいにしては広すぎだ。
いかにも掃除が大変そうな間取りだよ。

「会社お休みだから
お料理に来たよー」

「あらそうなの。助かるわ」

Oの介はめし作る気で訪問したらしい。
そのくせ手ブラなのがすごい。


リビングに通される。
あほみたいに広くて窓がでかい。

すぐ外の庭が見える。
石と池がある、ほとんど庭園といっていい景観だ。
植木もうわってる。

このマンションがこーゆー建物なのか
A女史の趣味が反映されてるのかは、知らない。
しかし豪勢だよ。

おなじ1人暮らしでも、Oの介の植物ルームみたくごちゃごちゃしてない。
だだッぴろいし、悠々自適な生活してるのがひと目でわかる。

ただ、趣味の良いオシャレな人かといえば、そーでもない。

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