この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
* * *

(お料理♪ お料理♪)

「チリソース炒めにしよっか」

アタシが買っておいた食材のラインナップをチラッとみるなり
Oちゃんはさっそくフライパンを火にかけた。

「ネギと玉ネギを両方買ったんだけど」

「両方使っちゃうよー」

と言って、早速たまねぎをトトっと刻んで
フライパンで炒めだす。

「しょうがが残ってるからちょーどいいよ」

朝は食べられる物が無いなぁと
台所を見てゲンナリしてたけど
調味料に使えるようなモンはちゃんとある。

「トウモロコシも一緒に入れよっか」

「そうか?おまかせだよ」

適当に食べたい物をそろえると
だいたい何でも料理しちゃうのが
Oちゃん流だ。

鶏肉とトウモロコシも入って
玉ネギが飴色になってじゅわ~っと言いだすと
味付けする前から香ばしい煙が漂ってくる。

「出来合いのチリソースだから
味はいまいちかもよー♪」

「そーか?充分だと思うぞ」

はやくも完成しそうな勢いだ。
お酒とトウバンジャンをさらにちょちょっと加えている。

アタシは植物部屋の真ん中のスペースに
ちゃぶ台をすえておいた。

大量の黄バラのおかげで
狭い部屋がさらに賑やかに圧迫されとる。

「できたよー」

盛り付けた皿を持ってくるついでに
一升瓶も持ってくる。

しかしこんな事もあろうかと
日本酒に付き合わされるのはたまらんから
アタシは安物のシャンパンを買っておいた。

「かんぱーい……って部屋が暗いな」

「ほんとだ」

なんだかんだで夕方だ。
6時すぎくらいでかなり暗い。
いつの間にか日が短くなってる。
/202ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ