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能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
* * *
(お料理♪ お料理♪)
「チリソース炒めにしよっか」
アタシが買っておいた食材のラインナップをチラッとみるなり
Oちゃんはさっそくフライパンを火にかけた。
「ネギと玉ネギを両方買ったんだけど」
「両方使っちゃうよー」
と言って、早速たまねぎをトトっと刻んで
フライパンで炒めだす。
「しょうがが残ってるからちょーどいいよ」
朝は食べられる物が無いなぁと
台所を見てゲンナリしてたけど
調味料に使えるようなモンはちゃんとある。
「トウモロコシも一緒に入れよっか」
「そうか?おまかせだよ」
適当に食べたい物をそろえると
だいたい何でも料理しちゃうのが
Oちゃん流だ。
鶏肉とトウモロコシも入って
玉ネギが飴色になってじゅわ~っと言いだすと
味付けする前から香ばしい煙が漂ってくる。
「出来合いのチリソースだから
味はいまいちかもよー♪」
「そーか?充分だと思うぞ」
はやくも完成しそうな勢いだ。
お酒とトウバンジャンをさらにちょちょっと加えている。
アタシは植物部屋の真ん中のスペースに
ちゃぶ台をすえておいた。
大量の黄バラのおかげで
狭い部屋がさらに賑やかに圧迫されとる。
「できたよー」
盛り付けた皿を持ってくるついでに
一升瓶も持ってくる。
しかしこんな事もあろうかと
日本酒に付き合わされるのはたまらんから
アタシは安物のシャンパンを買っておいた。
「かんぱーい……って部屋が暗いな」
「ほんとだ」
なんだかんだで夕方だ。
6時すぎくらいでかなり暗い。
いつの間にか日が短くなってる。
(お料理♪ お料理♪)
「チリソース炒めにしよっか」
アタシが買っておいた食材のラインナップをチラッとみるなり
Oちゃんはさっそくフライパンを火にかけた。
「ネギと玉ネギを両方買ったんだけど」
「両方使っちゃうよー」
と言って、早速たまねぎをトトっと刻んで
フライパンで炒めだす。
「しょうがが残ってるからちょーどいいよ」
朝は食べられる物が無いなぁと
台所を見てゲンナリしてたけど
調味料に使えるようなモンはちゃんとある。
「トウモロコシも一緒に入れよっか」
「そうか?おまかせだよ」
適当に食べたい物をそろえると
だいたい何でも料理しちゃうのが
Oちゃん流だ。
鶏肉とトウモロコシも入って
玉ネギが飴色になってじゅわ~っと言いだすと
味付けする前から香ばしい煙が漂ってくる。
「出来合いのチリソースだから
味はいまいちかもよー♪」
「そーか?充分だと思うぞ」
はやくも完成しそうな勢いだ。
お酒とトウバンジャンをさらにちょちょっと加えている。
アタシは植物部屋の真ん中のスペースに
ちゃぶ台をすえておいた。
大量の黄バラのおかげで
狭い部屋がさらに賑やかに圧迫されとる。
「できたよー」
盛り付けた皿を持ってくるついでに
一升瓶も持ってくる。
しかしこんな事もあろうかと
日本酒に付き合わされるのはたまらんから
アタシは安物のシャンパンを買っておいた。
「かんぱーい……って部屋が暗いな」
「ほんとだ」
なんだかんだで夕方だ。
6時すぎくらいでかなり暗い。
いつの間にか日が短くなってる。