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能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
……う~~~ん気になるねぇ。

エド、ドコに向かってるんだ?
”行かなくちゃいけない所”ってどこなんだ。

コッソリ尾行してやるか?と思ったけど
ペガサス号でぼるんっるんと後をつけたら
すぐバレるな。

これだからおんぼろスクーターは役にたたん。
”ペガサス”って名前どーり四つ足でパカラッパカラッっと駆けてくれればなぁ。
いやそれだとひずめの音が出るからダメか。

いやペガサスは羽はえてるから飛べばいいんだ!
バッサバッサ飛んで尾行すれば、エドが人目を忍んで田んぼや民家に紛れて経営される秘密のSMクラブに入る現場をこっそりとキャッチできるだろーう。そんな店、無いと思うけど。

それに、乗り物に頼ってばかりいるアタシも問題だな。
自力で追いかければいいんだけど、走って自転車に追いつくのは難しいな。

もしアタシがシーフかニンジャならいけるかもしれん。
エドがこいでる自転車の後ろの車輪の上にある銀のところに直立不動で乗っかって腕くんで
「にんにんにんっ♪」っとか言いながら余裕で尾行できたかもしれん。
が、ホビットだと無理だな。やはり転生しないと不便だなー。

と、間抜けな連想ゲームをしてるうちに
エドの後ろ姿は見えなくなっていた。


「ふぅ……」

溜め息が出た。

でも、仕方ないっかなーとも思った。
いきなり『運命の再会!!』ってほど盛り上がったりは出来なかったが
いっしょにめし食っただけでも、よかった。
とりあえず会えた!

だからその日はおとなしく帰って、寝た。


* * *
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