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能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
時間が無い。
しかし、やるんならやりたい。
たぶん……エドだってそうなんだろう?
だってそうでなけりゃ
こんなにセカセカ急ぐ必要なんて、ない。
そうだろうぅ…?…と
アタシはテクテク歩きながらエドの様子を見てた。
エドは、平静そうな表情だったけど
アタシの方をちらちらと、見返してきた。
そして、アイコンタクトが通じた……
(時間が無いから)
(時間が無いから急いでるんだ…)
(時間が無いから仕方ないのよ?)
(そんなに焦ってるわけじゃない…)
(焦ってないけど時間ないのよ?)
(うん 時間がないっっ)
コツコツコツコツ……
テクテクテクテクテクテク……
早歩きが競歩になり
最後のほうは競歩から小走りになって
並んでラブホに飛び込んでいた…!
世間ではこーゆーのを
バカップルと呼ぶんだろうな……
しかし、事情が事情なんだ。
やむをえない事情なのさ~~!!
* * *
館内に飛び込んでからも落ち着かない。
とっとと部屋に行こうと、必死だ!
「こっちか」
エドを呼んで自動扉から曲がった廊下を突き抜けた。
すると
「いらっしゃいませェ……」
カウンターに座ってた人が
立ち上がってこっちに挨拶してきた。
なんてこった
ボーイさんが、いた!
無人だと思ってたのに。
しかし、やるんならやりたい。
たぶん……エドだってそうなんだろう?
だってそうでなけりゃ
こんなにセカセカ急ぐ必要なんて、ない。
そうだろうぅ…?…と
アタシはテクテク歩きながらエドの様子を見てた。
エドは、平静そうな表情だったけど
アタシの方をちらちらと、見返してきた。
そして、アイコンタクトが通じた……
(時間が無いから)
(時間が無いから急いでるんだ…)
(時間が無いから仕方ないのよ?)
(そんなに焦ってるわけじゃない…)
(焦ってないけど時間ないのよ?)
(うん 時間がないっっ)
コツコツコツコツ……
テクテクテクテクテクテク……
早歩きが競歩になり
最後のほうは競歩から小走りになって
並んでラブホに飛び込んでいた…!
世間ではこーゆーのを
バカップルと呼ぶんだろうな……
しかし、事情が事情なんだ。
やむをえない事情なのさ~~!!
* * *
館内に飛び込んでからも落ち着かない。
とっとと部屋に行こうと、必死だ!
「こっちか」
エドを呼んで自動扉から曲がった廊下を突き抜けた。
すると
「いらっしゃいませェ……」
カウンターに座ってた人が
立ち上がってこっちに挨拶してきた。
なんてこった
ボーイさんが、いた!
無人だと思ってたのに。