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能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
ひさしぶりだし、忘れられない感触だった。
アタシはたちまち、夢中になっていった。
エドの腰に手をまわして、しがみついていた。

エドの手先が、アタシの襟元に寄ってきて
Yシャツのボタンを外していった。
窮屈なすき間に、エドの指が入ってくる。

アタシはドキドキしながら
されるがままになっていた。

ボタンが全部外されて
胸元がひろげられた。
両肩が露わにされた。

そのまま、Yシャツを脱がされようとしていた。
そのとき

アタシは不意に、びくうっと固まった。

アレだ。

Yシャツを脱いだら、見られちゃうんだ。

左手に、エドに貰ったブレスレットを
巻いているんだ。
エドに見られてしまう。

それを思い出して、急に恥ずかしくなった。

もちろん、内緒で着けていた。
Oちゃんにも見せていない。
……見せびらかしてもよかったのに。

エドに見られたって、良さそうなモンなのに
何故か、どーーしても恥ずかしい!

なんでこんな心理状態になるのか
我ながら、謎すぎる。

エドにもらったんだから
見せれば、喜ぶだろうに……


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