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能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
一瞬アタシは、イタズラがばれた時の子供みたいな気持ちになった。
べつに、叱られるわけじゃないし
隠さなくちゃいけないモンでもない。
でもエドに握られると
アタシの中で何かが、溶けていくようだった。
エドは、はにかんだ様な表情を浮かべた。
その頬のあたりに、ネオンライトの原色が
チラチラと当っていた。
「よかった」
もう一度そう言われて
その時アタシはよぅーやっと、素直な気持ちになれた。
☆ ☆ ☆
「もう行かなくちゃ」
ベッドで、エドが身体を起こした。
このまま、一泊してのんびりくっついていたいけど
そーもいかないよな……
いま、何時だろう……?
部屋には時計がない。
エドは、衣服のポケットから携帯を出してるみたいだった。
ちょっと間があいた。
べつに、叱られるわけじゃないし
隠さなくちゃいけないモンでもない。
でもエドに握られると
アタシの中で何かが、溶けていくようだった。
エドは、はにかんだ様な表情を浮かべた。
その頬のあたりに、ネオンライトの原色が
チラチラと当っていた。
「よかった」
もう一度そう言われて
その時アタシはよぅーやっと、素直な気持ちになれた。
☆ ☆ ☆
「もう行かなくちゃ」
ベッドで、エドが身体を起こした。
このまま、一泊してのんびりくっついていたいけど
そーもいかないよな……
いま、何時だろう……?
部屋には時計がない。
エドは、衣服のポケットから携帯を出してるみたいだった。
ちょっと間があいた。