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能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
Oちゃんは既にパジャマに着替えていた。
その顔を見ると、相変わらず穏やかな表情だった。

でもコレは、ただごとじゃない。

「ささ、めしあがれー」

アタシはOちゃんの顔をもう暫く見つめ
そして覚悟を決めた。

ここは潔く、全て受け容れるほかない。
それ以外に道は、無い!

アタシは箸で薄黄色のスープから
リボンのように結び目のある昆布を拾った。

からしたっぷりの昆布を
そのまま口に運んだ。
そして、頂いた。


和からしは洋からし(マスタード)と同じくカラシ菜の種子を原料にしているが和からしは粒子が繊細で、色が濃いのが特徴である。チューブ入りの練りカラシは伝統的な和からしと比較して増粘剤などが加わり本来の風味は若干損なわれているものの、安定した辛味成分を手軽に味わえるので日本全国の食卓で広く利用されている。

「さらまんだーーーーー」

いかんいかんいかん
辛い!カライカライカライ!!

「はい」

Oの介がコップを渡してくる。

それが焼酎なのはわかっていても
もう止まらない。ゴッキュゴッキュと飲んだ。

「くわあ~~っ」

発散した辛味成分が度数高めなアルコール分と渾然一体になる。

「こんにゃくもどーぞ♪」

たったひと口で火を吐いたアタシに
Oの介が無慈悲な追い討ちをかける。

プルプルしながら蒟蒻を拾った。
そして頂いた。


蒟蒻はサトイモ科の夏緑多年草植物で地下茎は食用になる。日本以外でも中国・韓国・ミャンマーなどで食される。国内では群馬県が出荷量の90%近くを占める。

「ぷるるーーーーーッ」

今度は自分でコップをわし掴みにして焼酎を飲み干した。
あっという間にカラになった。

「おかわりどーぞ♪」

紙パックからおかわりを注がれると
それもぐびぐび飲んだ。

もはや、これまでダ……
もう絶対酔っ払うぞ……

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