この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
能天気B型のアタシが美少年と……
第2章 おこめの章
喋っていると、アタシのほうはいつもの調子が出てきた。
「遠慮しているんだろう?遠慮は無用だぞ」
「いや、
「じゃああれだ。コインランドリー行こう。そんで水道借りよう。それなら家より近いので更にお得だ!」
「いや、
「コインランドリーなら国道渡って歩いて行ける。サドルが汚れないから歩いて行こう。よし行こう」
歩いて、田んぼの十字路を曲がってさらに歩くと国道に出る。
ノッポを連れて急ぎ歩きで行軍した。
なにしろ人目に付くのは極力避けたい。
びしょ濡れドロだらけの2人組だから、当然さ。
田んぼ道の先に国道が見える。
国道には街灯がいっぱいあって明るい。
その先にあるでかいマッチ箱みたいな建物が、コインランドリーだ。
24時間あけっぱなしで、夜だと利用客なんてまず居ない。
国道には、夜でもクルマがよく通る。
アタシ達は田んぼ道の陰に身を伏せて、クルマのライトが途切れるのを、待った。
「よし次で行くぞ……3……2……1……」
「……」
「GO!GOっGOっGOッ!」
アタシ達は国道を越え、一気に建物へ突入した。
「遠慮しているんだろう?遠慮は無用だぞ」
「いや、
「じゃああれだ。コインランドリー行こう。そんで水道借りよう。それなら家より近いので更にお得だ!」
「いや、
「コインランドリーなら国道渡って歩いて行ける。サドルが汚れないから歩いて行こう。よし行こう」
歩いて、田んぼの十字路を曲がってさらに歩くと国道に出る。
ノッポを連れて急ぎ歩きで行軍した。
なにしろ人目に付くのは極力避けたい。
びしょ濡れドロだらけの2人組だから、当然さ。
田んぼ道の先に国道が見える。
国道には街灯がいっぱいあって明るい。
その先にあるでかいマッチ箱みたいな建物が、コインランドリーだ。
24時間あけっぱなしで、夜だと利用客なんてまず居ない。
国道には、夜でもクルマがよく通る。
アタシ達は田んぼ道の陰に身を伏せて、クルマのライトが途切れるのを、待った。
「よし次で行くぞ……3……2……1……」
「……」
「GO!GOっGOっGOッ!」
アタシ達は国道を越え、一気に建物へ突入した。