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能天気B型のアタシが美少年と……
第2章 おこめの章
いきなり、抱きついてきよった……
いや、抱きつくというかノッポの方が完全に頭いっこぶんは高いから、アタシが捕獲されてしまったみたいな感じだ。
「おいっ、急に……なんだよっ!?」
すぐ突き放そうと思って相撲の張り手の構えをとろうとした。
でもがっしりハグされてて、身動きとれん。
なんてこった!?さっきまで頼りない感じだったのに……
「どっ、どーゆーコトだよっ」
「……抱きたい」
「!」
抱きたい、って……
いま、現在進行形で抱いているじゃないか。それともナニか?
ナニの、アレなのか……?
……その気に、なっちゃったのか?
そうだとすると、アタシは……抱かれるのか……
ああ、そうか……
ノッポの腕のなかで、ふにゃっと脱力しちまった。
その時のアタシは、バの字だったんだよ。
いや、抱きつくというかノッポの方が完全に頭いっこぶんは高いから、アタシが捕獲されてしまったみたいな感じだ。
「おいっ、急に……なんだよっ!?」
すぐ突き放そうと思って相撲の張り手の構えをとろうとした。
でもがっしりハグされてて、身動きとれん。
なんてこった!?さっきまで頼りない感じだったのに……
「どっ、どーゆーコトだよっ」
「……抱きたい」
「!」
抱きたい、って……
いま、現在進行形で抱いているじゃないか。それともナニか?
ナニの、アレなのか……?
……その気に、なっちゃったのか?
そうだとすると、アタシは……抱かれるのか……
ああ、そうか……
ノッポの腕のなかで、ふにゃっと脱力しちまった。
その時のアタシは、バの字だったんだよ。